- 2020年5月21日
- 2020年5月22日
老子の教えー道徳経 大事の前の小事を片付ける
大事の前に小事を片付ける 道徳経の中から、第63章(怨みに報ゆるに徳を以てす)をご紹介します。 老子は”無為自然”を説きます。 作為がなく、宇宙のあり方に従って自然のままであること。 老子はことさらに知や欲をはたらかせずに、自然に生きることをよしとしました。 この章では、無為についても触れています。 第63条 報怨以徳(怨みに報ゆるに徳を以てす) 為無為、事無事、味無味。 大小多少、 […]
大事の前に小事を片付ける 道徳経の中から、第63章(怨みに報ゆるに徳を以てす)をご紹介します。 老子は”無為自然”を説きます。 作為がなく、宇宙のあり方に従って自然のままであること。 老子はことさらに知や欲をはたらかせずに、自然に生きることをよしとしました。 この章では、無為についても触れています。 第63条 報怨以徳(怨みに報ゆるに徳を以てす) 為無為、事無事、味無味。 大小多少、 […]
自分自身を知る 第33章(死して而(しか)も亡びざる者は寿(いのちなが)し)をご紹介します。 “足るを知る”の語源となった、「知足者富」という言葉が登場する章です。 第33章死而不亡者寿(死して而(しか)も亡びざる者は寿(いのちなが)し) 知人者智、自知者明。勝人者有力、自勝者強。 知足者富、強行者有志、不失其所者久、死而不亡者寿。 人を知る者は智なり。 […]
無欲で慈愛に満ちた道 道徳経の中から、第34章(万物を愛養して主と為らず)をご紹介します。 万物を生み、育てる偉大な「道」が語られています。 第34章 愛養万物而不為主(万物を愛養して主と為らず) 大道泛兮、其可左右、萬物恃之而生而不辞、功成不名有、愛養萬物而不為主。 常無欲、可名於小。 萬物帰焉而不為主、可名為大。 是以聖人終不為大、故能成其大。 大道は […]