強固な決意を持つ者が世界を変える
ババジは、我々が規律を持って生活すること、自己を制御し鍛錬することを重要視しました。
「あなたは自己を完璧に制御し、堅固な決意を持たなければならない。
世界が壊滅するときでさえ、自分の決意が揺らぐようであってはならない。
強固な決意を持つ者が全世界を変えることができる。」
「鍛錬なくしては何事も達成できない。兵士としての厳しい鍛錬を積むべきである。
神の兵士でありなさい。そして勇気と自制心を持って行動しなさい。」
神への道を辿ることは非常に困難であり、修養と勇気は必須であります。
現代の生活は神への道に従うよりも、道から外れる誘惑の方がずっと多く、ババジは、この旅路を辿るために必要な強さについて次のように話しました。
「勇敢であることを心に誓いなさい。鋼鉄の強さを持つ者が栄えるにふさわしい。
強くなるとは荒々しく無情になることではない。
強くなるとは、快楽と苦悩を超越し、暑さと寒さを超越して成長することを言うのだ。」
ババジが教え込もうとした強さは、古代の教典に称賛されている人格の強さです。
真理に直面する覚悟、自己制御、快楽や苦悩に揺るがず、欲や恐れに支配されたり影響されない意志の強さを指します。
ババジは現代人の置かれた状況に焦点を当て、帰依者の修行において古典教典の教えとは少し変えたものを示唆しています。
「この時代には、世を捨てることは不可能だ。
現代において、世を捨てる唯一の修行とはすべての仕事と行為を神にささげることだ。
神を求めるなら、全てを神にささげる覚悟を持ちなさい。」
「各人が自分の良心を働かせなさい。
言われるのを待っていないで、自分の義務を果たしなさい。
自分の務めを果たすことが最大の礼拝であり、最高の奉仕であり、最大の帰依と苦行である。」
「皆が繰り返しここ(インドのアシュラム)に来る必要はない。
皆が自分の仕事をしっかりやりなさい。
そうすることで宇宙の仕事に協力していることになる。
宇宙のために貢献する用意をしなさい。
私は犬のようにぶらつく人間は好まない。
どこかへ行くなら目的を持って行きなさい。
何かをするなら、善い目的のためにしなさい。
無駄にしている時間を、誰かのために、あらゆる生類を益するために使いなさい。」