エゴを手放し、自分を超えて他者に尽くす
「人が自分を超えて他者に尽くすことに意識を向けると、その人の行為と想念の否定的な習性が弱まります。
(その反対にある)内なる平安、全宇宙との調和と一体性の習性が強まります。
この肯定的な習性は、魂が自己実現を目指す助けとなるのです。」
(不老不死の聖者、マハアヴァターババジの言葉より)
他者を慈しむ心を育てるトレーニング
あなたが幸せをすぐに実感できる、とてもパワフルな方法をご紹介します。
心を洗い、他者を慈しむ心を育てるのに大変効果的なトレーニングです。
お風呂で体を清潔にするのと同じように、心を清潔にするこのトレーニングを続けると、人は驚くほど変化します。
人間関係も、仕事も大変良い方へ変化します。
トレーニングの行い方
床、あるいは椅子に座って、背骨をできるだけまっすぐ伸ばします。
両手はももの上に置きます。
布団の中で横たわって行っても構いません。
以下のフレーズを唱えます。
「私は幸せでありますように。
私の悩み苦しみがなくなりますように。
私の願い事が叶えられますように。
私は幸せでありますように。(×3回)
私の大切な人が幸せでありますように。
私の大切な人の悩み苦しみがなくなりますように。
私の大切な人の願い事が叶えられますように。
私の大切な人が幸せでありますように。(×3回)
私の嫌いな人が幸せでありますように。
私の嫌いな人の悩み苦しみがなくなりますように。
私の嫌いな人の願い事が叶えられますように。
私の嫌いな人が幸せでありますように。(×3回)
すべての魂が幸せでありますように。
すべての魂の悩み苦しみがなくなりますように。
すべての魂の願い事が叶えられますように。
すべての魂が幸せでありますように。(×3回)」
これを朝晩1セット唱えます。それ以上唱えたい場合は、好きなだけ唱えてください。
簡単なフレーズなので、通勤中、休憩時、お風呂の中で、いつでも気づいた時に行うことができます。
何も考えず、ただ念じるだけで良いのです。
むしろ何も考えない方が効果的です。
続けることで、心が落ち着き感情が安定します。
さらに良好な人間関係を築きやすくなり、周囲の環境も大変好転します。
これはとても強力なトレーニングです。
他者を慈しむ心があれば、あなたが行うどんな行為も素晴らしいものになります。
他者の幸せを共に喜ぶと、あなたの喜びは何倍にも膨れ上がり、生活が楽しいものになります。
慈しむ心を基本に行動することは、利他的な生き方であり、宇宙と調和しながら生きることを意味するのです。