他者と共に生きる生き方とは
社会では、自分の興味あることで成功することが大切だと教えられますが、それだけでは人と人の分断を生み、成功しても虚無感を抱える人も大勢います。
人は他者、世間から必要とされ役立つこと、受け入れられること、愛されることを望んでいます。
最高の満足感を手に入れることができるのは、他者と共に生きる利他的な生き方なのです。
その生き方を実践する方法は、あなたの才能を最大限に発揮して、人のために仕事をすることです。
仕事を通じて、人は成長します。
ここでいう仕事とは、他者のために頭と体、あなたが持っているあらゆるものを使う行為を指し、通常の仕事の他にも、家事やボランティア活動なども含まれます。
「あなたの良心を働かせなさい。
言われるのを待ってないで、あなたの義務を果たしなさい。
あなたの務めを果たすことが最大の礼拝であり、最高の奉仕であり、最大の帰依と苦行である。」
(不老不死の聖者、マハアヴァタババジの言葉より)
あなたの肉体を使って、他者のために働ける時間には限りがあります。
時間がどれほど残されているのかもわかりません。
ご紹介した他者を慈しむトレーニング(瞑想)を通して心を清潔に保ち、エゴを手放すことを心がけ、利他的な生き方を意識しましょう。
宇宙と調和した生き方を始めると、あなたの行う仕事は充実感にあふれ、スムーズに進みます。
その仕事を通じて、あなたは新しい良き人間関係を得るでしょう。
他者の幸せを喜び、あらゆる生命を慈しむ精神は、お釈迦様の教えの影響を受けている私たち日本人には馴染み深いものです。
自分と他人を隔てることなく幸せを共に喜び、共にに発展するという精神を広めていくことが、日本だけでなく世界、ひいては宇宙に善い影響を及ぼすことにつながります。
ぜひ実践しましょう。