宇宙連合隊員への道・林尚慶の体験談
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太陽系銀河宇宙連合の隊員になる
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私は、宇宙連合という組織に深い関心を持っています。それは、SF作品への憧憬だけでなく、私自身が体験した不思議な出来事からです。この記事では、私が宇宙連合の隊員として活動した経験、その中で得た気づき、そして、精神世界への探求についてお話しします。
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宇宙連合ですか? 興味あります。笑
夢から始まったヘッドハンティング
ある夜、私は奇妙な夢を見ました。宇宙船の中を見学している夢で、様々な星から来た存在たちが集まっていました。夢の中で、私は宇宙連合の施設の説明を受けていました。目が覚めてトイレに行き、再び眠ると、夢はまるで続きのように再開したのです。まるで、眠りにつくのを待っていたかのように。
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この夢の選考会では、誰も自ら志願してきた人はいませんでした。全員が宇宙連合の担当者にヘッドハンティングされ、集められたのです。私も例外ではなく、知らないうちに宇宙連合のメンバーになっていました。どうやら、特殊な能力や、前世からの適性を持つ者が選ばれていたようです。この出来事が起きたのは23歳の時で、そこから私の壮大な物語が始まりました。
宇宙船内の光景は、SF映画で見たものとそっくりでした。まるで、ハリウッドの監督たちがインスピレーションを得て、それを再現したかのようでした。スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスの作品に出てくる宇宙船の内部は、まさに実物そのものでした。
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早くお話してください。わくわく
宇宙連合の階級制度とミッション
私が所属する宇宙連合は、厳格なピラミッド型の階級制度を持っていました。トップの司令官は、上のレベルに進まなければ会うことすらできません。そして、上の階級の人たちは選挙によって選ばれていました。
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宇宙連合には、シリウス星など、様々な星から兵士が集まっていました。彼らは地球人とは異なる姿形をしていましたが、彼らから見れば、私たち地球人も同じように異質な存在です。宇宙人たちは高度な技術を持っていましたが、地球人の中にも選ばれた者がいました。そのため、船内では地球人だからといって特別視されることはありませんでした。
見学会の後には、「実技試験」が待っていました。この試験の結果によって、宇宙連合のミッションをこなしていく仕組みでした。宇宙連合は軍隊のように、班長から隊長、少佐へと階級が上がっていきました。実技試験では、「ある星に行きなさい」という指令が定期的に与えられました。その都度、対象となるメンバーが集められ、円盤に引っ張り上げられます。
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私が乗り込んだのは小型の宇宙船で、上層部がいる大きな母船から指示を受けていました。その指示をうまくこなすと階級が上がっていくシステムでした。
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すごいお話ですね。づづきを聞きたいです。
イヤイヤ参加する地球人メンバー
船内ではユニフォームを着用し、同じメンバーと顔を合わせることが多くありました。意思疎通は、言葉ではなく、テレパシーのようなものでした。地球人メンバーは18人で、アジア人は私を含めて2人しかいませんでした。その他、アフリカ系アメリカ人や女性も少数いました。
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地球人メンバーは皆、嫌そうにしていました。「また来てしまった…また仕事か。イヤだなぁ…」と愚痴をこぼしていました。本人の意思とは関係なく連れてこられるのですから、当然でしょう。宇宙連合は軍隊のようなものなので、誰も喜んでいませんでした。ミッションをどう遂行するかに集中しているため、船内は常に淡々とした雰囲気でした。
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時空間を超えたミッション
宇宙連合では、仕掛けのついた小道具のようなものが支給されました。それらを使い、潜入捜査のようなミッションをこなすのです。ただし、その目的は、宇宙の各惑星を調和させるためのもので、ネガティブな意味合いのものではありませんでした。
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私たちは、惑星の環境、エネルギー、歴史、そしてそこに住む存在など、様々な問題に対応するため、様々な惑星に派遣されました。過去や未来を修正するために、別の次元にも行くこともありました。宇宙連合は、未来を良くするために、歴史を少しずつ修正していたのです。しかし、失敗は許されないため、非常に厳しい仕事でした。
疲労困憊の日々
正直、宇宙船に行くのは気が進みませんでした。地上と同じような働き方をしていたため、非常に疲れたからです。3次元の世界で働いた後、夜は宇宙船で働き、翌朝からまた3次元の世界で働かなければなりませんでした。朝は体が動かないほど疲れ、休みの日も疲労困憊で動けませんでした。そんな生活が何か月も続きました。
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宇宙連合のメンバーとして1年間ミッションに就くと、半年の休暇が与えられました。その後は、次の段階のミッションが待っていました。「今度は、地球上の様々な歴史に関与していく」というテーマに切り替わるという具合です。しかし、この下積みのおかげで、陰陽道をはじめとする様々な術が身につきました。私は20年間少佐を務めましたが、この物語は今も続いており、現在は休暇中です。
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お話は楽しいけど、私には無理です。
アダムスキーとマゴッチの本
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私が23歳の頃、ジョージ・アダムスキーの本が話題になっていました。彼は金星人に会い、その情報を公開したことで有名でした。当時、「アダムスキー全集」の初版本を10回以上読むと、すごいことが起きるという噂がありました。私は、ETやUFOには興味がありませんでしたが、どうしてもその本が欲しくなり、アダムスキー協会日本支部を訪ねて購入しました。
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本を開くと、光り輝く「気」のようなものを感じました。他の本とは全く違う何かを感じ、噂は本当だと思いました。読んでみると、アダムスキーが金星人に会ったことや、高次元の話は真実だとわかりました。また、本の中には、透視などの超能力を発揮するためのエクササイズが詳細に書かれていました。
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さらに、私はオスカー・マゴッチ著、関英男監修の「わが深宇宙探訪記」という本にも出会いました。この本も「10回以上読みなさい」という噂がありましたが、SF小説として面白く、夢中になって10回読みました。
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これらの本を読んだ後、私が宇宙連合にスカウトされたのです。本を読んだからスカウトされたわけではなく、元々持っていたサイキック能力が影響したのだと思います。宇宙船での体験を通して、アダムスキーとマゴッチの本に共通点があることに気づきました。それは、人や物に固有名詞ではなく、番号を割り当てて表現していたことです。宇宙連合の宇宙船内でも、同じシステムが使われていたのです。
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私も本を読んでUFOに乗りたいな
禅の境地と宇宙意識
私は、本を繰り返し読むことで、深層意識に情報が浸透していくことを知りました。アダムスキーとマゴッチの本を読み進めるうちに、その行間に隠された世界観に気づきました。その世界観は、禅の思想に通じていました。アダムスキーが訴えたかったのは、禅の思想だったのです。
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私は陰陽道にも詳しいですが、陰陽道を深く掘り下げていくと、禅の境地に行き着きます。ロウソクの炎を念で動かすのも、禅の境地と無関係ではありません。無になった瞬間、集中しているようで集中していない矛盾した状態になる。それが、サイキックパワーを引き出す秘訣なのです。
禅とは、自然と一体化して「己がなくなる」という境地であり、瞑想とは、神秘的なビジョンを追及していく行為であると私は考えています。禅は、瞑想とは異なり、妄想を放棄する行為です。
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禅の境地では、自分を閉ざしてはいけません。自然と一体化する中で、自分の中を情報が素通りしていくのに身を任せるだけで良いのです。私は、常に冷静に、次元を超えた視点で相手のマインドを観察しています。その人のマインドを見れば、「あぁ、こういうふうな光景が見えているのか」「そういうことを考えているのか」と詳しく分かります。
気づきの瞬間
1人の時でも、誰かといる時でも、気づきの瞬間を体感することがあります。それは、自然とハッとすることです。その瞬間、思考が変わり、自分の中に埋もれていた情報が浮上してきます。それは、快感を伴う身体的な感覚で、まるで薄紙がはがれていくような感覚です。フィルターがはがれるたびに、心底スーッとするのです。
まとめ
私の宇宙連合での経験は、夢から始まり、スカウトを経て、様々なミッションをこなす日々でした。その中で、精神世界への探求を深め、禅の境地へとたどり着きました。宇宙連合での体験と、アダムスキーとマゴッチの本との出会いが、私の意識を大きく変容させました。これからも、私は、宇宙意識と禅の境地を深めながら、この物語を歩み続けるでしょう。
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