- 2020年5月23日
- 2023年1月23日
老子の教えー道徳経 度量の深い人となる
Views: 568度量の深い人となる 道徳経の中から、第4章(湛(たん)として若しくは存するに似たり)をご紹介します。 この章では「道」を会得した者の姿を伝えています。 「和光同塵」ということわざが、この章から生まれました。 第4章 湛兮似若存(湛(たん)として若しくは存するに似たり) 道冲而用之、或不盈、渊兮似萬物之宗。 挫其鋭、解其粉、和其光、同其塵 […]
Views: 568度量の深い人となる 道徳経の中から、第4章(湛(たん)として若しくは存するに似たり)をご紹介します。 この章では「道」を会得した者の姿を伝えています。 「和光同塵」ということわざが、この章から生まれました。 第4章 湛兮似若存(湛(たん)として若しくは存するに似たり) 道冲而用之、或不盈、渊兮似萬物之宗。 挫其鋭、解其粉、和其光、同其塵 […]
Views: 246無機物と有機物の融合 新型コロナウイルスが、世界中の人々、経済に多大なダメージをもたらしました。 肉眼では確認できないミクロの存在であるウィルスが国境を軽々と超え、あっという間に世界中の人々に伝染し、経済をもストップさせてしまう多大な影響力を持つものだと身をもって思い知らされました。 が、マサチューセッツ工科大学で「ウィルスによってバッテリーの電極を […]
Views: 207大事の前に小事を片付ける 道徳経の中から、第63章(怨みに報ゆるに徳を以てす)をご紹介します。 老子は”無為自然”を説きます。 作為がなく、宇宙のあり方に従って自然のままであること。 老子はことさらに知や欲をはたらかせずに、自然に生きることをよしとしました。 この章では、無為についても触れています。 第63条 報怨以徳(怨みに報ゆるに徳を以てす) 為無為、事無事、 […]
Views: 288自分自身を知る 第33章(死して而(しか)も亡びざる者は寿(いのちなが)し)をご紹介します。 “足るを知る”の語源となった、「知足者富」という言葉が登場する章です。 第33章死而不亡者寿(死して而(しか)も亡びざる者は寿(いのちなが)し) 知人者智、自知者明。勝人者有力、自勝者強。 知足者富、強行者有志、不失其所者久、死而不亡者寿。 […]
Views: 136無欲で慈愛に満ちた道 道徳経の中から、第34章(万物を愛養して主と為らず)をご紹介します。 万物を生み、育てる偉大な「道」が語られています。 第34章 愛養万物而不為主(万物を愛養して主と為らず) 大道泛兮、其可左右、萬物恃之而生而不辞、功成不名有、愛養萬物而不為主。 常無欲、可名於小。 萬物帰焉而不為主、可名為大。 是以聖人終不為大、故能成其大。 […]
Views: 98道に従って生きる 道徳経の中から、第21章(孔徳(こうとく)の容(よう)、惟(た)だ道にこれ従う)をご紹介します。 人間の理想的な生き方、道に従って生きるための方法を伝えています。 第21章 孔徳之容、惟道是従 孔徳(こうとく)の容(よう)、惟(た)だ道にこれ従う 孔徳之容、惟道是従。 道之為物、唯恍唯惚。 惚兮恍兮、其中有象。 恍兮惚兮、其中有物。 窈兮冥兮、其中有精。 其精甚 […]