現代に実在した聖女2 

微笑みの母

アーナンダ・マイー・マーは、1896年4月30日に東ベンガル内陸部で生まれました。
両親はヴィシュヌ派の熱烈な信者で、母親はアーナンダ・マイー・マーが生まれる前、たびたび女神の夢を見ていたと報告されています。
幼いころから朗らかな気質を見せていたため、近所の人たちから「ハーシ・マー(微笑みの母」と呼ばれていました。

初等教育や形式的な宗教教育を受けておらず、グルもなく聖典の学習も受けていないにも関わらず、アーナンダ・マイー・マーは自然にヨーガの複雑なアーサナをしたりマントラを唱えたりしていました。
アーナンダ・マイー・マーは何かを達成しようと努力していたわけでもありませんが、その時彼女にとって必要なマントラ、必要なサーダナが自然に彼女に与えられていきました。

そしてある日、「今日からあなたは誰にも拝礼してはなりません。」と見えない忠告者が彼女に告げました。
「誰に、あなたは拝礼したいと思うのですか?あなたがすべてです」と。

そこでアーナンダ・マイー・マーはすべてを理解しました。
「即座に私は悟りました。宇宙はすべて私自身の権限であることを。そして部分的な知識は、完全な知識に席を譲り、私は、多様性を持って現れている一者に、直面していることに気付きました。そのとき、なぜ私には、長い間誰かに拝礼することが許されなかったのかを、理解しました。」

全存在の一体性を理解したアーナンダ・マイー・マーは、この世のあらゆる出来事に全く影響されませんでした。
「何が起ころうと、それは大したことではありません」

さらにこの頃、彼女には様々なヴィブーティ(超常的な力)が現れ、人々に触れるだけで、あらゆる病を癒しました。
ある瀕死の病人の家を訪問した際に、病人の額に手をかざすと、すべての病状が消えてしまい、たちまち元気になったという逸話も残っています。

アーナンダ・マイー・マーの教え

誰もが経験する苦しみこそ、真の友であるとアーナンダ・マイー・マーは、語ります。

覚えていてください。
人は自分の願望に従って、さまざまな種類の喜びと悲しみを経験するために生まれてくるのです。
さしあたり、神は苦しみの装いであなたのもとへやってきます。
彼は、このようなやり方であなたを浄化しているのです。
苦しみはあなたにとって最善のものです。
母親は愛する子供が正しい道から逸れないよう、子ども自身の幸せのために平手打ちを与えます。
優しいお母さんが赤ちゃんを入浴させるとき、赤ちゃんは必死になって泣き叫ぶかもしれませんが、それでもお母さんは全身の汚れを洗い落とすまで、赤ちゃを外に出させないでしょう。

アーナンダ・マイー・マーは、精神面だけでなく物質面でも他者を援助することの重要性を強調しました。

萎縮したハートを大きく開き、他者を利することをあなた自身の利得とし、思いやり、親切、贈り物などによりできる限り彼らに仕えなさい。
人がこの世の事柄を楽しみ、必要と欲を持つ限り、同胞の必要に答えるのは当然のことです。
そうでなければ、人を人間と呼ぶことは出来ません。
機会さえあればいつでも貧しい人に与え、飢える人に食べさせ、病人を看護するなど、宗教的な義務として奉仕しなさい。
そうすれば、直接の知覚によって、奉仕される人、奉仕する人、そして奉仕の活動は、ただ見かけ上、分離しているだけだと知るようになるでしょう。

参考文献:シュリ・アーナンダマイー・マーの生涯と教え

◎シュリ・アーナンダマイー・マーの生涯と教え
『あるヨギの自叙伝』でも紹介された至福に浸る聖母の生涯と教えを、アメリカの大学教授が記述した名著。神に酔い、恍惚として至福に満ちる。
「何が起ころうと、それは大したことではありません」
(巻末に掲載されている訳者コメントには、著者の意図とは無関係な訳者の個人的見解、神々に対する不適切な表現が含まれています。本文のみご参考ください。)

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