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食が運に及ぼす影響
自分自身で実験して分かったのは、人間の想念や運は食と密接に関係しているということです。食は病気とも関係しています。多くの場合は、体を壊すのは、ストレスや過労ではなく、添加物の多い物や不健康な物を食べるからです。
小食にして、生命力あふれる食物を摂取して、普段から下半身を温めて、軽い運動をしていれば、心身の問題はほとんどなくなります。なぜなら、このような生活習慣は、不幸な感覚やお金に関する恐怖心を、自然と薄れさせるからです。その結果、健康運や金運、恋愛運は引き上げられ、身の回りの不幸な現象がなくなっていきます。
運を上げるための食生活のポイントはいくつかあります。
質素な食生活をする
強欲でケチな人ほど、大食いでお酒もたくさん飲むうえ、早食いで、「ここにある食べ物を全部食べてやる」と思う傾向があります。これは、お金に対する思いと同様で、「いつかなくなってしまう」という恐怖心からくる行動です。
中世から続くヨーロッパの貴族や伯爵たちの特徴は、普段の食生活は質素であることです。ですから、代々続くような大金持ちのように、食を質素にすると、運は上がります。
これを現代にあてはめると、忙しい実業家の食生活が挙げられます。彼らは、忙しくて食べる暇がなくて小食だからこそ、成功を手にしているのです。
僕も上京した当時は、忙しくて食べる時間がほとんどありませんでした。それが幸いして、あの当時はどんどん成功したのかもしれません。
体内の老廃物を排出してから少食に
まずは、少食にして、肉体をキレイにすることが大事です。「それほど食べなくても生きていける」という意識に変わっていくと、人によっては少食からロービーガン(生菜食主義)やフルータリアン(果実食主義)に行き着く場合もあります。
大事なのは、運気を上げるために急に少食にしないことです。体の老廃物を追い出さないうちに少食にしてしまうと、腸の機能を弱めたり、排泄がうまくいかなくなります。徐々に少食にして、体を慣らしていきましょう。
ローフード
本格的に運を変えたいなら、少食にして「ローフード」を摂取することです。「ロー(raw)」とは生きている生の食べ物のこと。煮たり焼いたりすると、生の食べ物が持っているプラーナがなくなりますが、新鮮な果実や野菜からは「気」を吸収できます。
水分吸収率の面でも、野菜や果物に含まれている水分は100%吸収できるため、効率よく水分も栄養も補給できます。普通の水だと、そんなに吸収できません。仮に1ℓの水を飲んだとしても、吸収できるのは5%の50㏄ほどです。
僕自身、1日1食にして、なるべく生の野菜や果物を摂取しています。調味料はほとんど使いません。最近よく食べているのは、「うり」です。
食生活を変えて3か月くらいすると、デトックス効果が現れ、口の中や体の皮膚から出血するようになりました。内臓にたまっていた有害物質が血液に溶けて、真っ黒な色で、体外に出てきたのです。それが1週間ほど続いたあと、痛みがまったくなくなり、とてもスッキリしました。
運気を損なうそのほかの要因
老廃物による人相の崩れ
今の世の中、美容医療などで顔を変えることはできても、筋肉の発達具合はなかなか変えられません。年齢を重ねるにつれ、人相が少しずつ崩れていきます。体のたるみや顔のシミは、老廃物が体や顔に貯まった結果、できてきます。
男性の場合、太っていて、顔が大きく、髪の毛が薄いなら油物が好きで暴飲暴食をしている証拠です。
若い人相をずっと保っていられるのは、粗食、少食の人だけです。
激しい運動
ほどほどの運動ならいいですが、力こぶをつけるような激しい運動は、老廃物が体に溜まって、顔が大きくなります。
体に老廃物が溜まると、「その老廃物のような汚れた運」が舞い込むようになります。
激しい運動は筋肉を固めると同時に、老廃物も筋肉の中に閉じ込めてしまうため、固太りになります。
肉食
肉をひんぱんに食べていると、顎が鍛えられて、頬が張ってきます。肉好きの人のほとんどは油物が好きで、頭皮の毛穴がつまりやすくなり、薄毛になります。また顔がつねに脂で光り、毛穴が開いていて赤ら顔になります。肉類を食べなくなると、顔相が優しくなり、他人に安心感を与えられるようになります。
小麦やコメなどの穀類
肉以上にお勧めできないのは、パンやラーメンなどの小麦系の食べ物で、腸内がグルテンで汚れやすくなり、人によっては疾病やアレルギー症状を引き起こします。
お米はお腹に入ると、大体28時間ほどで発酵してアルコールに変わるため、肝臓に負担をかけ、顔がくすみがちになります。特に玄米は消化が良くないので、食べ過ぎに気を付けましょう。