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アーナンダ・マイー・マーが、パラマハンサ・ヨガナンダ師と初めて会い、「あなたのご生涯について何か話してくださいませんか」と尋ねられたとき、次のように語りました。
ババ様にお話しする事など何もございませんけれども、
私はかりそめの肉体を自分として意識したことは一度もございません。
この地上に生まれる前も同じでした。
子供のころも、私は同じでした。
成長して女になっても、同じでした。
このからだを生んでくれた両親が、このからだの結婚のしたくをしてくれたときも同じでした。
そして、ババ様、今こうしてあなたの前にいるときも、私は同じでございます。
今後、神様のおつくりになったいろいろなものが永遠の舞台の上で、私の周囲を踊りながらどんなに変わって行っても、やはり私は同じでございましょう。
アーナンダ・マイー・マーがつねに高い霊的境地にあったことを表しています。
アーナンダ・マイー・マーの教えを一部ご紹介します。
逆境においては、不屈の精神、忍耐を維持しなければなりません。
時は決して止まるものではありません。
それは、今ここに存在します。
それを覆い隠しているヴェールが破壊されなければなりません。
創造、維持、破壊として顕現する彼に、心を集中し続けるのに役立つ行法なら何でも良いですから、それに没頭しなさい。
不運を嘆いてみても、ただ心を悩ませ体を荒廃させるだけで良い効果などありません。
このことを覚えておきなさい。
彼の法により、あらゆるものは機能しています。彼だけを覚えているべきです。
参考文献:シュリ・アーナンダマイー・マーの生涯と教え
◎シュリ・アーナンダマイー・マーの生涯と教え
『あるヨギの自叙伝』でも紹介された至福に浸る聖母の生涯と教えを、アメリカの大学教授が記述した名著。神に酔い、恍惚として至福に満ちる。
「何が起ころうと、それは大したことではありません」
(巻末に掲載されている訳者コメントには、著者の見解とは無関係な訳者の個人的見解、神々に対する不適切な表現が含まれています。本文のみご参考ください。)
◎あるヨギの自叙伝
「ヨガを行ずる者をヨギという.本書は,ヨガの聖者,パラマハンサ・ヨガナンダ師が,波瀾に富んだ自己の生涯,インドの偉大なヨガの聖者たち,ヨガの数々の奇跡を近代科学の言葉で記述した興味つきぬ自伝.読者諸氏は,師の魅力的な人物,生涯,そしてヨガが有する霊的世界に,必ずや引きこまれるであろう.」