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パラマハンサ・ヨガナンダの言葉をご紹介します。
今回は、”自分の職業を選ぶ”と”天職を見つける”です。
●自分の職業を選ぶ
(パラマハンサ・ヨガナンダの成功の黄金律 /第6章 職業での成功より)
自分の職業に関しては、心の底にある関心、天性の傾向、瞑想による直感に従って選んでください。
あなたが好きでないビジネスでの成功を求めようとしてはなりません。
小さな仕事を一時的にすることは問題ありません。
しかしそのような仕事に生涯留まることは、あなたの創造性に反する罪です。
小さな重要でない仕事は経験の浅い新人にまかせ、あなたは、そのような仕事で経験を積んだ後、より上位の地位を目指さなければなりません。
ほとんどの人は、何かを完璧にやりたいと切望しながら人生を過ごします。
例えばピアノを弾いたり、絵画を描いたりしながら。
しかし人々は怠惰といい加減な心構えのせいで、その完成に至るのに必要とされる努力をまっとうできないのです。
その人たちは「実践するための時間がない。よい先生が見つからない。どうせ私には才能がない」と言い訳するのです。
類まれな才能は、ゆるぎない目的意識や、たゆまない努力ほどには必要なものではありません。
ほとんどの人が物質的、精神的そして霊的欲望の達成に失敗するのは、目的意識を断固として持続する努力が欠けているせいなのです。
もし、あなたが芸術家やビジネスマンになりたいなら、知り得る最高の芸術家やビジネスマンと関わらなければなりません。
関わるという意味は、知的な注意を向ける、愛に満たされた興味津々の交流という意味です。
もしあなたが偉大な人々のやり方に学ぼうとして、そうした人に興味が惹かれるなら、彼らもまた、あなたに興味をもつのです。
もし偉大な人々に出会う機会がなくとも、少なくとも彼らの本を読み、彼らの成功したビジネスの経験を学ぶことができます。
●天職を見つける
(パラマハンサ・ヨガナンダの成功の黄金律 /第6章 職業での成功より)
人は動かずにいることはできません。
前進するか、後退するかのどちらかです。
あなたの生き方に最もふさわしい道を選ぶならば、あなたの理想と実力が結び付けられます
3歳から12歳の間に生来の心の欲求というものを形成しますが、ほとんどの人はそれに気付くことができないからです。
自分自身を注意深く見て、多くの欲求のその下を流れる心の奥にある明確な欲求を見つけなければなりません。
いちばん底にある欲求、いつもあなたと共にあって、聞き届けてもらおうと必死に声を出している欲求、それがあなたの従うべき、そして真の成功へと導く大天使なのです。
もし自分の職業に心から満足していないのであれば、それはあなたの正しい道ではありません。
もしあなたが永遠の平和や幸福の館に到達したいのであれば、どんな道であれ心の声が告げる道を追求すべきです。
人は間違った方向へ旅しても決して幸せになれません。
しかし同時にまた、現実的ですべてに常識的であるべきです。
というのも心の渇望に従って芸術の道を行く人は、芸術的空腹感を満足させるかもしれませんが、その人の家族の肉体的空腹に対応するほど十分には収入が得られないことがあるからです。