セッション

ラジオニク除霊ワークショップの記録 ~神霊と動物霊の浄化と供養~

お化け屋敷
vibration

奇跡のラジオニク除霊ワークショップ

2009年8月、蒸し暑い夏の盛りが過ぎ、お盆の静けさが残る頃、ある除霊ワークショップが開催された。その時期は、日本では霊的なエネルギーが活発化すると言われており、多くの人々が目に見えない世界の存在をより強く感じていた。参加者は、それぞれが何らかの霊的な影響を受けており、中には日常生活に支障をきたすほどの深刻な霊障に苦しむ者もいた。都会の喧騒から離れた静かな場所にある会場は、普段とは異なる異様な雰囲気に包まれ、参加者の緊張感をさらに高めていた。

このワークショップは、特定の霊的な問題に特化したものであり、特に動物霊による霊障、そしてより強力な怨霊の影響を浄化し、供養することを目的としていた。講師を務めるのは、長年の経験を持つ除霊の専門家、林尚慶である。林先生は、その確かな知識と技術、そして深い霊的洞察力によって、多くの人々を苦しみから解放してきた実績を持つ。今回のワークショップは、参加者にとって、自身の霊的な問題と向き合い、解決への一歩を踏み出すための重要な機会であった。

参加者の中には、複数の霊能者のもとを訪ねても症状が改善せず、藁にもすがる思いでこのワークショップにたどり着いた女性がいた。彼女は、まるで暗いトンネルの中に閉じ込められたかのように、出口の見えない苦しみに毎日苛まれていた。「なぜ自分だけがこんなに辛い目に遭うのか、生きている意味さえ分からなくなる」と、彼女は悲痛な声を震わせた。彼女の身体は、動物霊、特にきつねや大蛇といった強力な霊による影響を強く受けており、その影響はすでに心身に重大なダメージを与え、彼女の生活を根底から蝕んでいた。彼女の表情は憔悴しきっており、生気のない瞳は、内なる苦悩を物語っていた。

このワークショップは、限られた時間内で結果を出す必要があり、参加者一人一人の状況を迅速に把握し、適切な処置を施す必要があった。林先生は、参加者の霊的な状態を丁寧に観察し、一人一人に合った施術を施すことを心掛けた。特に、この女性のケースは深刻であり、林先生は慎重かつ専門的なアプローチを求められた。霊障の根源に深く入り込み、一つ一つ丁寧に問題を解決していく必要があった。

ラジオニクス
ラジオニクス

悪しき霊体との対話と浄化~個別の霊的状況の解明

ワークショップの開始と共に、林先生はまず、女性の背後に存在する霊的な影響を取り除くことから始めた。表面的についている霊体をある程度取り除いた後、林先生は彼女に静かに尋ねた。「今の状態はどうですか?」彼女は目を閉じ、ゆっくりと自分の身体の状態を感じながら答えた。「肩甲骨、腰、背中、そして首に重みと痛みを感じます。特に首が締め付けられるような感覚が強く、以前からきつねが3体憑いているのは分かっていました。」彼女の言葉には、長年苦しめられてきた痛みが滲み出ていた。

林先生『林尚慶』は、彼女の言葉を注意深く聞きながら、その背後に存在する「きつね」の霊体に対して問いかけた。「あなたたちはどうしたいのか?」林先生の声は、静かだが、確固たる意志を感じさせた。すると、まるで通訳されたかのように、霊的な存在から答えが返ってきた。「自分たちの力が歪められ、この世に執着するのではなく、本来の神聖な領域に戻りたい」というものだった。きつねたちは、この世での執着を手放し、本来の場所へ還りたいと願っていたのだ。

林先生は、この切実な願いを受け止め、確かな技術で「きつね」の霊体を引き剥がし、本来の神の領域へと送り届けた。その際、彼は単に霊体を取り除くのではなく、彼らが安らかに帰れるように、祈りを捧げた。「きつねが4体いましたよ。全て送り届けました」と林先生『林尚慶』は、静かに、そして確信を持って説明した。彼は、霊的な存在との対話を通じて、彼らの心に寄り添い、救済へと導いた。

続いて、女性は「腰に大きな蛇が巻きついている」と告げた。その言葉を聞いた林先生『林尚慶』の表情は、一瞬にして引き締まった。この霊体は非常に強力で、下手をすると施術者の命に危険が及ぶ「神霊」の一種である可能性があったからだ。林先生は、慎重かつ細心の注意を払いながら、その存在に意識を集中した。この蛇の霊体は、ただの動物霊ではなく、より高位の存在であり、その力は非常に強力だった。彼は、蛇の霊体と対話し、その意思を尊重しながら、この強力な存在を彼女の身体から切り離し、本来の場所へと還した。この過程は、高度な技術と集中力を必要とし、少しのミスも許されない緊張感に包まれていた。

さらに、彼女は過去の出来事について語り始めた。「過去に霊能者の方に診てもらった際、不適切な方法で首を捻られ、その傷に霊体が入り込むようになった」と訴えた。過去の施術ミスが、彼女の霊障を悪化させていたのだ。林先生は、特殊な装置と技術を用いて、彼女の首の傷を調べ、霊体が入り込んでいる隙間を特定した。そして、その隙間を完全に封じる処置を施し、霊体が再び侵入するのを防いだ。この処置は、緻密かつ繊細な作業であり、林先生の技術の高さを示すものだった。

大勢の霊体

術と呪詛の解除~先祖の因縁を解き放つ

さらに、林先生『林尚慶』は、彼女に「呪いの札」を貼られた形跡があることに気づいた。「男1人と女2人が私に呪いの札を貼った」と彼女は訴えた。その言葉を聞いた林先生は、彼女の霊的なエネルギーを慎重に解析し、その呪詛の痕跡を突き止めた。林先生は、長年の経験と知識に基づき、その術を解析し、丁寧に呪詛を取り除いていった。呪いの力は、非常に根強く、簡単に取り除くことはできなかったが、林先生の専門的な技術と強い意志によって、その呪詛は完全に解除された。

さらに、彼女の霊的な問題は、彼女の先祖にまつわる問題と深く関係していることが判明した。林先生は、彼女の先祖の霊的な因果関係を丁寧に調べ、その因縁を解き放つために、先祖全体の浄霊と供養を行った。この供養は、単に彼女自身の問題を解決するだけでなく、先祖からの負のエネルギーを断ち切り、彼女の家系の運命を好転させるための重要な処置だった。林先生は、過去の因縁を断ち切り、未来への希望を灯すために、心を込めて供養を行った。

除霊後、彼女の表情は驚くほど明るくなり、顔色も健康的な色を取り戻した。それまで見られなかった笑顔が彼女の顔に浮かび、その姿はまるで別人だった。参加者からも「顔が全然違う、綺麗になった!」との声が上がり、霊障が消えた結果が誰の目にも明らかだった。その光景は、単なる施術結果だけではなく、霊的浄化がもたらす根本的な変化を象徴していた。彼女は、まるで長年の苦しみから解放されたかのように、晴れやかな笑顔を見せた。

彼女は最後に、静かに、そして少し戸惑いながら、問いかけた。「なぜ自分だけがこんな目に遭ったのでしょうか?」彼女の言葉には、長年抱えてきた疑問と、理解しがたい現実への戸惑いが込められていた。林先生は、彼女の問いに真摯に向き合い、彼女の先祖に術を扱う巫祝(ふしゅく)のような人物がいたこと、その際に返報として術をかけられ、その影響が現代の彼女にまで滞ってしまった可能性を伝えた。過去の出来事が、現代の彼女に影響を与えていたのだ。林先生は、霊的な因果関係を丁寧に説明し、彼女の疑問を解き明かした。

動物霊の背景と稲荷神との関係~霊的真理の探求

動物霊の背後には、神聖な存在が内包されているケースがある。たとえば稲荷神社の「きつね」は、本来、宇宙神であり、きつねの形状自体は、あくまでも擬似的な属性にすぎない。しかし、物質的な形状に囚われ、その本質を見失うことで、霊的な影響を受け、動物霊へと変質するリスクがある。この世に執着し、本来の場所へ帰ることができない霊魂が、動物の姿を借りて現れることがある。

林先生は、長年の経験から、その霊を本来の状態に戻し、正しい次元へと帰す作業を確立していた。これには、高度な集中力と専門知識が必要であり、誰にでもできることではない。林先生は、霊的なエネルギーを操るための訓練を長年積み重ね、その技術は非常に高度なものだった。彼は、単に霊体を除去するだけでなく、その霊魂が本来の場所へ安らかに帰れるように、心を込めて施術を行った。

後日の懇親会~霊能の本質を問う深い対話

ワークショップ後、参加者たちは、霊能者であり、占い師としても知られるエマ先生を交え、オフ会という形で、さらに深い対話の場を設けた。エマ先生は、林先生の行動を称賛しつつ、「本来、人々が自力で供養や浄化を行うべきだが、時間と危険が伴い、現実的ではない。そのため、林先生のような存在が必要とされている」と述べた。彼女は、現代社会において、霊的な問題に苦しむ人々を救うためには、専門的な知識と技術を持った専門家の存在が不可欠であると強調した。

林先生は、「私は誰かを助けるために行動しているわけではない。私が最善を尽くした結果が、たまたま誰かを助けることになる」と伝えつつ、人のエゴや感情が霊的行為に及ぼす悪影響を指摘した。特に「神を信じる以前に、自分自身の行動が信じられるべきかどうかを見つめることが重要」との言葉には、深い教訓が含まれていた。彼の言葉は、霊的な探求において、自己の行動と向き合うことの重要性を説いていた。

今特有の時代と人々に訪れるチャンス~霊的進化の可能性

エマ先生の言葉によれば、世界は現在、人類に未浄化な因果やカルマを解消し、先祖を供養する機会を与えている。これは、人類全体が霊的に進化するためのチャンスであり、過去の因縁を解き放ち、より高い次元へ上昇するための機会である。林先生の活動は、この宇宙的な流れを捉え、多くの人々を浄化の機会へと導いているように見える。彼は、単に霊的な問題を解決するだけでなく、人々の霊的な成長を促しているのだ。

最後に、謙虚さと無私の心で行動する林先生の態度は、参加者と読者に深い感銘を与え、この特別なワークショップを意義深いものにした。彼は、自分の力をひけらかすことなく、ただ静かに、そして淡々と、人々の苦しみを和らげ、救済へと導いた。彼の行動は、霊的な世界に対する深い敬意と、人々への温かい愛情に満ち溢れていた。このワークショップは、参加者にとって、霊的な世界の真実を学び、自己の成長を促すための、貴重な経験となっただろう。この記録が、霊的な探求を志す人々にとって、一つの道標となることを願う。

ABOUT ME
林 尚慶
林 尚慶
現代陰陽師・ラジオニクス技法研究家
1965年、青森県に生まれ 幼少期から霊的な現象によるトラブルや病気、怪我に悩まされてきた。しかし、20歳のある日、イベント参加、会場で不思議体験、天からの稲妻エネルギーが降り注ぎ、脳から脊髄を貫くような衝撃を受け、霊能力が開花。その後、心理学と超能力の研究をスタート、現在は、霊能力と意識工学を融合させた。独自のラジオニクス技法をにて「ラジオニクス除霊」を確立。除霊、供養、癒しを超えた「運気の治療まで可能となる」
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