伊豆山神社・熱海・龍神紀行~龍神と共に息づく街

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伊豆山神社・スピリチュアル・ジャーニーへの誘い

伊豆山神社は、その長い歴史と豊かな自然に育まれた、まさに神聖な場所です。熱海の海岸線から山頂へと続く参道は、まるで異世界への入り口。足を踏み入れるごとに、心身が浄化され、新たなエネルギーが湧き上がってくるのを感じられるでしょう。今回は、伊豆山神社の各スポットを巡りながら、その魅力とスピリチュアルなパワーを深掘りしていきます。

伊豆山神社

1. 伊豆山神社の奥宮・本宮 ~ 聖なる高みへの挑戦

伊豆山神社の真髄に触れるためには、本宮への参拝は欠かせません。本宮は、伊豆山神社から徒歩約1時間ほどの、見晴らしの良い高台に位置しています。標高はそれほど高くありませんが、その道のりは決して容易ではありません。かつて修験者の修行の場であった山道は、自然の厳しさをそのまま残しており、まさに精神と肉体の試練の場と言えるでしょう。

しかし、その苦労を乗り越えた先には、言葉では言い表せないほどの感動が待っています。本宮に辿り着いた瞬間、それまでの疲れは一瞬にして吹き飛び、全身が清らかなエネルギーに包まれるのを感じるでしょう。まるで神様が「よく来たね」と温かく迎えてくれているかのようです。

本宮は、伊豆山神社の発祥の地でもあります。古来、熱海の浜辺に現れた光る鏡を日金山にお祀りしたことが伊豆山神社の始まりとされ、そのご神体の鏡は、日金山から本宮社に移され祀られていました。つまり、伊豆山神社への参拝は、この本宮を訪れてこそ、その意味を成すと言えるのです。

本宮の境内には、他の神社にはない、特別なパワーが満ち溢れています。江戸時代の焼失によって、現存するのは小さな拝殿と鳥居のみですが、その静寂な空間には、神聖なエネルギーが凝縮されているかのようです。鳥居をくぐった瞬間から、まるで時間が止まったかのような感覚に陥り、全身に鳥肌が立つかもしれません。

マグマの力でしょうか。大地から力強く湧き上がってくるようなエネルギーを感じます。まるで天下をおさめることを神に誓った武将のように、変化を起こそうとする人の勇気を後押ししてくれるような、力強い支えとなるパワーです。もしあなたが、人生の岐路に立っていて、何かを変えたい、一歩踏み出したいという強い想いを抱いているなら、ぜひこの本宮を訪れてみてください。きっと、あなたの背中を力強く押してくれるはずです。

本宮社に近づくにつれて、場の雰囲気が徐々に変化していきます。人間界から異界へと足を踏み入れていくような、不思議な感覚です。張り詰めた空気は、神経をほどよく緊張させ、意識を高揚させます。まるで皮膚が清澄な霊気に触れて、軽くしびれたように振動しているかのようです。

Izuhonmiya 01

そして、本宮社の敷地に入った途端、最強のゼロ地場エネルギーに包まれ、体と魂が同時に浄化されていくのを感じるでしょう。大地からはマグマのエネルギーが湧き上がり、オレンジ色のオーラが巨大な大黒柱のように立ち上がります。天からは虹色に輝くオーラが、まるで龍神の姿となって降り注ぎます。

圧倒されそうな光景の中で、本宮社の前に立ち、神様へ感謝の気持ちを伝え、そして、あなた自身の新しい誓いを立ててください。その瞬間、もしかしたら、あなたにも二柱の龍神が姿を現すかもしれません。「誓いの言葉を天に伝える」と言い残すと、あなたの周りを右に三回ほど回り、天高く昇っていくでしょう。もしあなたが龍の姿を見ることができたなら、生涯、幸運に恵まれることでしょう。

ただし、本宮への道のりは決して楽ではありません。その昔、修験者の行場であった山道を歩くことになるため、かなり険しい道もあります。ハイキング用の準備をしっかりと行い、歩きやすい靴や服装で臨むようにしてください。スニーカーなどの歩きやすい靴を履き、リュックなど両手を使える状態にしておくことをおすすめします。

また、虫に刺されたり、枝に裾をとられて転倒しないためにも、女性の場合、スカートよりは丈の長いパンツがおすすめです。夏場は蚊が大量に発生していますので、虫よけスプレーを忘れずに。舗装されていない山道は、雨によって大変滑りやすくなります。前日、当日と天気が良い日を選んで参拝するようにしましょう。くれぐれも足元にはお気をつけください。

ちょっとした気合いが必要ですので、天候の良い日に、体調を十分に整えて、時間に余裕をもって参拝してください。体力に自信がある方、パワーを堪能したい方、正規のルートでお参りしたい方は、ぜひ徒歩で参拝してみてください。

本宮に車で上りたい場合は、熱海駅から伊豆東海バスで「七尾団地」停留所で降りて、そこからは徒歩15分ほどになります。ただし、本宮案内の看板もなく、とても分かりにくい場所にありますので、事前に場所を確認してから出かけるようにしてください。

2. 参道・自己変革への階段

伊豆山神社の参道は非常に長く、下は海岸近くの走り湯から始まり、837段もの階段をのぼったところに伊豆山神社があります。この階段を一段一段上るごとに、心身が鍛えられ、自己変革への意欲が高まっていくのを感じられるでしょう。

本宮まで歩くのと同様に、走り湯から伊豆山神社まで参道の階段を上るには、ちょっとした気合いが必要です。通常は、伊豆山神社のすぐ下の一の鳥居までバスかタクシーで来られる方が多いです。一の鳥居前のバス停まで来ると、すでに657段上ったことになります。ここからさらに180段上ると、ご本殿に到着します。

足腰に自信がある方は、ぜひ下から上ってみてください。格別な充実感を味わえるはずです。行動することで運は変わるのだと確信できる、不思議な力がみなぎってくるのを感じられるでしょう。

ご本殿から本宮に上る予定がある方は、体力を温存するために、ここまで(一の鳥居)は車で来られることをおすすめします。

3. 本殿左奥の鳥居・小泉今日子さんの愛

ご本殿の左手の奥には、「小泉今日子」と銘打たれた鳥居があります。伊豆山神社を訪れた方なら、必ず目にする鳥居です。

かつて伊豆山神社を訪れた小泉今日子さんが、老朽化している伊豆山神社のご本殿を見て、「修復されないのですか?」と宮司さんに尋ねたところ、「予算がかかるので修復できないのです」とお答えになられたそうです。

Koizumi 鳥居

そこで小泉今日子さんは、1億数千万円を伊豆山神社に寄付し、その資金によって伊豆山神社のご本殿は見事に修復されました。そのお礼として、神社の方が小泉今日子さんの名前を入れた鳥居を建立したとのことです。

今やご本殿は美しく生まれ変わり、ご本殿上部には、人間国宝の方が彫刻した、色とりどりの美しい龍の彫刻を見ることができます。この龍の彫刻は、訪れる人々を魅了し、伊豆山神社の新たなシンボルとなっています。

小泉今日子さんの鳥居は、単なる感謝の証としてだけでなく、人々の心を温かくする、愛の象徴として、伊豆山神社に深く根付いています。

4. 末社 役の小角社(足立権現社)・運命を切り拓く力

修験道の開祖とされる役小角(えんのおづの)をお祀りしています。

役小角は、飛鳥時代の呪術者であり、634年に生まれ701年に没したと言われています。岩窟において孔雀明王の秘法を受け、生駒山では人々に危害を加え苦しめていた鬼のような夫婦、前鬼(ぜんき)・後鬼(ごき)を諭し改心させ弟子としました。

「呪術で人々の心を惑わしている」と密告された役小角は、伊豆大島に流刑されました。しかし流刑された後も、夜は飛行術を使って島を抜け出し、この伊豆大権現に飛んできて修行していたと伝えられています。

運命開拓の神と伝えられ、足腰を強靭にするという信仰もあります。

神社

亡くなってから千百余年が経った1799年(寛政11年)、その神徳を讃えられ「神変大菩薩」(じんべんだいぼさつ)の神号を賜りました。

また、霊湯、神湯とも呼ばれる「走り湯」は、役小角が発見したと伝承されています。

運命開拓の神である役小角。運命を自らの手で切り拓きたいという方は、ぜひこちらをご参拝ください。

この木造の役小角像は熱海市指定文化財です。

5. 走り湯・大地のエネルギーと一体化

伊豆山神社の参道、海のふもとにある走り湯は、神湯として信仰の対象でした。

もともとは、修験者のみが一日の修行を終えたあとに入ることができた湯でしたが、後に一般の人にも開放されました。そして、人々は走り湯の潔斎所で身を清めたあとに参拝をしたと言われています。

走り湯は、日本唯一の横穴式温泉です。お湯がボッコンボッコンと湧き出す場面は、なかなか目にすることはありません。まるでむきだしになった地球の脈動を眺めているようです。

走り湯

洞窟の中はサウナのような熱気があふれ、足を踏み入れた瞬間に、邪気や疲れが一気に取り払われるような爽快感があり、あまりの気持ちよさに出たり入ったりを繰り返してしまうかもしれません。

こちらの霊湯“走り湯”は、車で行くこともできますので、伊豆山神社参拝の際には、ぜひお立ち寄りください。

伊豆山神社~スピリチュアル・ジャーニーの終着点

伊豆山神社は、単なる観光名所ではありません。そこは、あなたの魂を癒し、新たなエネルギーを与えてくれる、神聖な場所です。本宮での祈り、参道での自己との対話、小泉今日子さんの愛、役小角の力、そして走り湯の大地のエネルギー。これらすべてが、あなたを新たなステージへと導いてくれるでしょう。

伊豆山神社への旅は、あなた自身の内なる声に耳を傾け、本当の自分を見つけるための、スピリチュアル・ジャーニーとなるはずです。さあ、あなたも伊豆山神社へ足を運び、その神秘的なパワーを体験してみませんか? きっと、あなたの人生を変える、忘れられない経験となるでしょう。

ABOUT ME
Shokey Hayashi
Shokey Hayashi
エクソシスト/ラジオニクス技法研究家
1965年、青森県に生まれ 幼少期から霊的な現象によるトラブルや病気、怪我に悩まされてきた。しかし、20歳のある日、イベント参加、会場で不思議体験、天からの稲妻エネルギーが降り注ぎ、脳から脊髄を貫くような衝撃を受け、霊能力が開花。その後、心理学と超能力の研究をスタート、現在は、霊能力と意識工学を融合させた。独自のラジオニクス技法をにて「ラジオニクス除霊」を確立。除霊、供養、癒しを超えた「運気の治療まで可能となる」
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