不死身の聖者

自分で自分を導く

ヨーガスートラやインドの聖典をご紹介している途中ですが、
なぜ今この時代に、原始のヨーガや古代ヴェーダの教えが重要となるのかについてお伝えします。

便利な時代になり、日本に居ながらにして、かつては入手困難だった知識や教えが手に入れられるようになりました。

同時に、現代は多くの情報を得ることができますが、その内容は玉石混合であり、真偽を見極めることは困難です。
さらに真実は、様々な利権によって我々の目に触れることのないところに隠されています。

そして現代は生き方のお手本となる聖者、聖人、賢人が生存していないため、聖典やヨーガの修練を通して自分で自分を導く必要があります。

「ヨーガとは心を訓練する科学であり、このような訓練を必要とする人々のためのものである。」

「本来の姿を認識できない人々には、ヨーガを学ぶことを助言したい。
ヨーガとは、曇った心に自己認識の訓練を与える過程である。
つまり、ヨーガの探求は自分の無知を認め、真実を見つけるためにはまず自分自身を変える必要があることを理解するところから始まる。」

様々な情報があふれる現代において、真実が持つ力とはどのようなものなのかをご紹介したいと思います。

不滅の聖者、神の化身、マハアヴァターババジ

パラマハンサ・ヨガナンダ師の「あるヨギの自叙伝」では、ババジについて触れられています。

「バドリナラヤンに近い北部ヒマラヤの断崖に囲まれた岩山のあたりには、今日でもなお、ラヒリ・マハサヤの師、ババジが実際に住んでおられる。この大師は、すでに何世紀-おそらく数千年-にもわたって肉体を保持している不死身の神人(アヴァタ―)である。
アヴァタ―のサンスクリットの語源は、”下に”と”移る”で、ヒンドゥーの聖典では、”神が肉体に宿って下生(げしょう)したもの”という意味である。」

「『ババジの霊的状態は、人間の理解力をはるかに超えたものだ。』とスリ・ユクテスワは私に説明してくれたことがある。
『人間の貧弱な視力では、この大師の超絶的な星を見抜くことはできない。アヴァタ―の到達している境地は、普通の人間には想像も及ばぬものだ。』」(あるヨギの自叙伝より)

「ババジとは、神の偉大な顕現であり、肉体を持った人の姿で、人類文明の推移の中で、人類が神との関係を理解し体験し到達することを助けるために出現すると言われる存在です。

彼の教えは宗派にこだわることなく、神との調和に生きようとする人々を導く全宗教を支えるものです。
今日、世界のどの主要な宗教の実践者も人生でババジの導きと守護と教えを見つけることができます。
ババジは古代からの永遠の真理に基づいて教えましたが、彼の教えは現代の問題に焦点を定めたものでした。」(ババジ伝より)

「ウパニシャッドは、人間の霊的進化の段階を細かく分類している。
シッダ(完成者)は、ジーヴァンムクタ(まだ最後の肉体を保持している解脱者)から、さらにパラムクタ(完全に死を克服した最高の解脱者)に進化する。
後者は、マーヤの束縛と再生の輪廻から完全に解放された状態である。
したがって、パラムクタに達した者は、再び肉体に宿って生まれ変わることはほとんどない。
あるとすれば、それは、神のご命令により地上に恵みをもたらすために遣わされる仲介者、すなわちアヴァタ―としてである。
アヴァタ―は、この宇宙のいかなる法則にも拘束されず、光の像として見えるそのからだは、何ら物質的要素には依存していない。」(あるヨギの自叙伝より)

次回は、マハアヴァタ―ババジが起こした奇跡をご紹介します。

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