気づき始めた人と気づいていない人の違い
気づき始めた人と気づいていない人には、どのような違いがあるのでしょうか？
人は気づき始めると、幸せを感じる感度が高くなります。執着心が減ります。
反対に気づいていない人は、幸せより不幸を感じやすい状態にいます。執着心は強いです。
嫉妬深くなったり、猜疑心が強すぎて恋愛がうまくいかないこともあります。
気づき始めた人は、気づいていない人と物事の捉え方、生き方が全く異なります。
真反対といってもいいくらいの違いがあります。
気づき始めた人は、手放すことを知った人たちとも言えるので、執着心やこだわりが少なく身軽であることが特徴です。
”絶対幸せになりたい”と思っているのは、気づいていない人たちです。
幸せに対する執着が少ない人たち（気づき始めた人たち）の方が、幸せを感じやすいというのは、なんという矛盾でしょう。
それぞれの特徴
気づき始めた人の特徴と、気づいていない人の特徴を具体的に比較してみます。
気づき始めた人の特徴
・目が透き通っていて、目力があり、知的な印象を受ける。（ここでの知性とは学歴とは全く関係ありません。）
・すべての出来事は自己責任であると知っている。
・状況が上手くいかない原因を、学歴、親、生まれた場所を含めて他者のせいにしない。
他者のせいにすることに興味がない。
・思わしくない出来事が起きた場合、ここから何が学べるか、と考える。
・探求心が旺盛。
・他人に興味津々。
・同じ過ちを繰り返さない。
・世間体を気にしない。気にすることが無意味であることを知っている。
・現実を直視して、自分と向き合っている。自己を冷静に観察している。
・↑の結果、自己改善が素直にできる。
・恐怖心や不安がなく、いつも安定した精神状態にいる。安心感に満たされている。
・異性にも同性にもモテる。仕事が上手くいく。
・仕事も恋愛（家庭）も順調で、人生を心から楽しんでいる。
・人や状況はコントロールできないと知っている。
・ラクして手にできるものは少ないと知っている。
・お金や物質的なものだけでは幸せにはなれないと知っている。
・自分の主観で物事を判断しない。
・受けた恩は必ず返す。
・人に感謝している。
・自分が行動することによって、物事が好転することを知っている。
・好奇心が旺盛で行動力がある。
・新しい時代のものを取り入れることが好き。
・自己肯定力が高い。
・気づいていなかった頃に抱えていた悩みが、ほとんどなくなっていることに気付く。
気づいていない人の特徴
・目力がない。（目の形や大きさには関係ありません。）いつもボーっとしている。
・不平不満をつねに口にしている。愚痴が多い。
・過去の栄光を追いかける。
・自己責任と言う言葉が嫌い。
・自分がした行為によって、悪いことが起きたことを認められない。
・因果応報は他人事だと思っている。
・今の状況が上手くいかない原因を、学歴、親、生まれた場所を含めて人のせいにする。
・同じ過ちを何回も繰り返す。
・世間体をとても気にする。自分が他者からどう見られているかが、いつも気になる。
・現実を直視できない。現実逃避しながら生きている。
・自分をわかっていない。自分を冷静に見られない。
・仕事もプライベートも自分の思い通りにならなず、不満が多い。
・ラクして良い思いがしたい。
・他人が自分を幸せにしてくれると信じている。
・自分の主観でしか、物事を見られない。
・経済的にが豊かになれば幸せになれると思っている。
・人や状況をコントロールしようとする。
・人間関係でストレスが多い。
・完璧にしないと人からは認めてもらえないと思っている。
・嫌われたくないから、相手の理想像を演じる。
・見捨てられるかもしれないという不安感が強い。
・人からもらうことしか考えていない（金銭、物品、気持ち、時間）
・自分からは、先には与えない。
・恩を返せない。
・他人と自分を比較して、自分が劣っていると思うとみじめな気持ちになる。
・つねにマウントをとりたがる。自分は偉いんだと人を見下す態度をとる。
・他人のあらさがしをするのが上手い。
・グループ（派閥）に入っていると安心する。
・プライドが高い。
・他人に厳しい。
・不安や恐怖を感じながら生きている。
・ポジティブな思考になっても、すぐにネガティブな思考になる。
・良いことの後には、悪いことが起きると信じている。
・自己肯定力が低い。自分を認められない。
気づき始めた人の特徴にすべて当てはまる人以外は、気づいていない人に分類されます。
気づいていない人と一括りに言っても、その中でもまた段階があります。
段階が上に行けば行くほど、気づいていない人の特徴にあてはまる数が少なくなり、気づき始めた人の特徴にあてはまる数が増えていきます。
気づき始めると何が変わるのかというと、行動力が変わります。
幸せを感じ、不安や恐怖のない安心感のもとで暮らせます。
物事を冷静に判断出来て、探求心が旺盛で、精神も安定した人物であるため、仕事が上手くいきます。
異性、同性にモテるので恋愛も上手くいきます。
仕事もプライベートも上手くいき、生きることが楽しくて仕方ありません。
気づき始めると、他人と自分を比較したり、世間体を気にしたり、自分の方が優れていると思って悦に入ったり、他人のあら捜しをして悪口を言うことや、嫉妬することなど、
気づいていない人たちが行っている様々な行為に興味が全く持てなくなるのです。
他人の悪口を言っていると、ますます孤独になります。
マウントをとって傷つけているのは、本当は自分自身です。
このような行為は、自分自身を傷つける行為なのです。
嫉妬は心の火事です。自分が起こした炎で自分が焼かれ、精神だけでなく肉体にまで悪影響を及ぼします。
嫉妬すると疲労感が強くなります。また細胞を痛めるので、老化します。
不安でい続ければ精神は崩壊するでしょう。
それらを手放す（やめる）ことができると、いつだって平穏な精神状態でいられるのです。
このような行為を手放す（やめる）ことができるのは、ほかでもない自分自身です。
気づき始めた人は、こういった事実に気づき、前向きに行動する人たちです。
気づき始めると、物事や人をコントロールしようという執着も消えます。
コントロールできないことに気付くのです。
なるようにしかならないのだと。
なるようにしかならないからといって、放置するのではなく、どうしたら最悪の事態に対処できるのかと、先手を打って作戦を立て行動し、
結果に対して柔軟に対応します。
気づき始めた人は、さらなる気づきを得ながら魂が成長していきます。
それに伴って執着心はますますなくなっていき、悟りと言うはるか先のゴールにたどりつく頃には、悟ったという事実すら手放します。
