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気づき始めた人、気づいていない人の分類はいかがでしたでしょうか?
以降、読みやすくするため、気づき始めた人を悟り系、気づいていない人を凡人系と呼ぶことにします。
悟り系と凡人系は物事の捉え方、考え方、行動パターンが真反対と言うぐらい違います。
悟り系と凡人系の物事の捉え方の違い
たとえば、会社で社員のミスによる取引先とのトラブルが起きたとします。
その時、凡人系は一部分しか見ません。
『あの人が○○したからこんなことが起きてしまった。全く迷惑だわ。』
『あいつのせいで今までの努力が全部台無しになったじゃないか。全部あいつのせいだ。』
など、短絡的に答えを出し、そこから先の深い考察をしません。
一方悟り系は全体を俯瞰的に見ます。
『彼に任せたのは自分の責任でもある。損害を被ったことは痛手だが、今回の件は彼にとっても良い勉強になっただろう。
社内のマニュアルに問題があるのか、彼に問題があるのか、まず問題を特定しよう。
そして同じ過ちを二度と繰り返さないために、最善の策を考え、行動しよう。』
など、自分も他人も共に成長できるように、行動します。
なおかつ、自分の中でさらに深い考察をしています。
頼りがいのある人物です。
その結果、悟り系の人は同性にも異性にもモテます。
世の中では、お金がある男性はモテると言われていますが、貧乏だったとしても、モテてしまうのが悟り系の男性です。
悟り系の男性は、頼りがいがあって、”相手が必要としている気づかい”ができる人物だからです。(これは単に高価な物をプレゼントをすれば良い、豪華な食事をごちそうすれば良いというものではありません。)
そして、悟り系は相手の成長を促す対応ができます。
悟り系に、年齢も職業も地位も全く関係ありません。
悟り系の学生もいれば、悟り系のサラリーマン、悟り系の主婦もいます。
反対に大企業の社長が、凡人系であることもよくあります。
かなりの少数派である悟り系が、凡人系が集まるグループに加わった時、あまりの話題のかみあわなさに自分がおかしいのかと思います。
しかし、合わなくて当然なのです。
悟り系と凡人系が友人関係になるのは難しいでしょう。
まれなケースですが、悟り系が凡人系を結婚相手に選ぶことがあります。
凡人系の相手にいろいろと欠点があるのはわかっているが良いところもあるし、いつか変わってくれるだろうという期待を持って結婚します。
が、凡人系は自分に悪いところがあると認めることを嫌います。
良心では気づいていても、認めるのが怖くて、見ないように蓋をします。
「今のままの私(俺)が最高!」という考え方に執着し、今の不完全な状態の自分を全て受け入れてほしいと思っています。
その結果、月日が経っても一向に変わりません。
老化と共に執着心はさらに強くなり、欠点はより凄みをもってきます。
悟り系がある日、「この人は今後も変わらない」と気づいてしまうと、離婚を決意します。
悟り系は、執着心が少ないので、自分の悪いところは素直に認めて、改善するにはどうしたらいいのか熟考し、行動し、結果を出します。
ですが、凡人系は自分の非を認めることを極端に避けるので、人のせいにしたり、泣きわめいて、時には逆切れしてその場をしのぐ行動ばかりを繰り返し、全く成長しません。
凡人系から悟り系へ
では、凡人系が悟り系になるには、どうしたら良いのか、そのきっかけになることをお伝えします。
1. 社会経験を通じて、血を吐くほどのどん底を味わい、後悔し、本気で自分が変わろうとして、スタート地点に立つ。(あくまでスタート地点に立っただけで、まだ悟り系ではありません。)
2. 体を本当の健康体にすると内臓も健康になり、建設的で肯定的な考え方ができるようになる。(これも非常に険しいいばらの道です。またこれもスタート地点に立っただけで、まだ悟り系ではありません。)
3. 悟り系の人から教えを乞い、実践する。(今まで向き合ってこなかった自分と正面から向き合うと、自分がみじめに感じられることがたくさん出てきます。そこから目をそらさず、腐らず行動することで成長します。)
変化できるかどうかは本人次第です。
本気で変わりたいと思った人は、変われます。