- 2022年12月31日
- 2023年1月6日
無執着によって得られる力
無執着という境地 ヨーガにおけるヴァイラーギャ(無執着)とは、この世が幻想であることを知ることです。 その境地に達した人はこの意味を理解することができますが、これでは理解できないという帰依者のために、無執着とは実際どのような状態であるのか、師のババジが次にように伝えました。 ババジ伝より引用します。 「一つのことに専心することがヴァイラーギャである。 人がどんな決心をしようとも、いかなる目標を立て […]
無執着という境地 ヨーガにおけるヴァイラーギャ(無執着)とは、この世が幻想であることを知ることです。 その境地に達した人はこの意味を理解することができますが、これでは理解できないという帰依者のために、無執着とは実際どのような状態であるのか、師のババジが次にように伝えました。 ババジ伝より引用します。 「一つのことに専心することがヴァイラーギャである。 人がどんな決心をしようとも、いかなる目標を立て […]
真の自由を手に入れ他者に尽くすことで、富、力、才能が手に入る 人が真の自由を手に入れると、人生に満足と幸福を見出し、富と力と偉大な才能を手に入れることができます。 自由とは、囚われのない状態です。 何物(人)にも囚われず生きることは、囚われの原因を手放すことで可能になります。 囚われの原因となるのは、人が持っている欲望です。 物や体験に執着すると、それらに対する欲望に自分が支配され、自由が制限され […]
古来よりインド哲学では、心を制御することが最も重要であると考えられています。 湖面は波立たず静かな時、鏡のようにものを映し出します。 景色、空の色など、湖面は周囲のあるがままの姿をそこに映し出すでしょう。 しかし、湖に波が立つと映った像はゆがめられ、湖面に何が映っているのかすらわからなくなります。 湖は心、波は心のはたらき、心がざわめく様子を表しています。 心の波は、その奥深くにある真の自己を認識 […]
不死身の聖者ババジの言葉は、それを必要とする人にとっては甘露のように心に染み渡り、生きる目的となるでしょう。 「ババジ伝」より、解説とババジの言葉をご紹介します。 人間だけが持っている、自分を変える力 地球において、人間は最高の生命体と見なされている。 聖者ババジは、「精妙なエネルギー体の神々でさえ、人としての存在に憧れる」と語った。 なぜなら人間だけが、智慧と霊的な理解において魂を成長させること […]
不死身の聖者ババジは他者への奉仕を礼拝の儀式よりも偉大な最高の行為であると考え、奉仕の心がないことは人生にとって大きな損失であると見なしました。 常に他者に尽くすようにと熱心に勧めました。 そのような仕事は社会に役立つ貢献であり、人としての霊的な成長や完成を遂げるために一番良い最高の手段でもあります。 他者から必要とされる奉仕で、真に尽くしたいと思う人間の尊厳を害(そこな)うものはありません。 神 […]
不死身の聖者ババジは、人々の質問に答えました。 真理とは何ですか。 「あなたのアートマン(魂、真我、または良心)の声だ。」 どの宗教に従うべきでしょうか。 「人道主義(※)だ。それが真のダルマ(宗教、義務)なのだ。」 ※人道主義:人間の尊厳を至上のものとし、人間愛に基づいて、人種、民族、国籍の別にかかわりなく、人類の福祉を増進することをめざす立場(日本国語大辞典) また健康に気を付けるようにと説き […]