常陸国の神々・東国三社参り・息栖散歩 / 八龍神社

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息栖散歩・八龍神社 ~ 龍神の息吹を感じる古社巡り

常陸国(現在の茨城県)は、古来より豊かな自然と歴史に育まれた神々の息吹が息づく土地である。近年、その霊験あらたかな神々を巡る旅、「常陸国巡礼」が静かなブームを呼んでいる。今回は、東国三社の一社である息栖神社を訪れた後、その近隣に鎮座する、ひっそりとした佇まいの中に濃厚な龍神のエネルギーを秘める八龍神社を参拝した記録を綴りたい。

東国三社参りの足休めに・息栖神社の鎮守の森を抜け

旅の始まりは、東国三社の一つ、息栖神社。鹿島神宮、香取神宮と並び、東国を守護する重要な神社として知られる。息栖神社は、古来より交通の要衝として栄え、香取海と呼ばれる内海に面していた。そのため、航海の安全を祈願する人々が多く訪れたという。

境内には、樹齢数百年の老杉がそびえ立ち、神聖な空気が漂っている。本殿へと続く参道をゆっくりと進むと、心身が浄化されていくような感覚を覚える。息栖神社は、その歴史の深さと神聖な雰囲気から、訪れる人々に安らぎと力を与えてくれる場所だ。

息栖神社を参拝し、その清々しい空気を胸いっぱいに吸い込んだ後、私たちは次の目的地である八龍神社へと車を走らせた。息栖神社から八龍神社までは、わずか5分ほどの距離である。

渡津集落の記憶・静かに佇む八龍神社へ

八龍神社は、神栖市賀という場所にひっそりと佇んでいる。賀地区は、古くは「渡津(としん)」と呼ばれる集落として栄えた。渡津とは、川や湖、海などを渡船によって対岸へ渡る際に、往来者の交通によってそれらの渡船場を中心に発達した集落のことである。江戸時代には河岸(かし)があり、高瀬舟(たかせぶね)が行き交い、賑わいを見せていたという。

しかし、現在では当時の賑わいはなく、静かな田園風景が広がっている。そんな場所に、八龍神社はまるで隠されるように鎮座している。

カーナビの示す方向に車を進めると、何もない藪の中に、古びた灯篭が現れた。その奥には、苔むした鳥居が見える。車を停め、草をかき分けながら鳥居へと向かう。

龍神の息吹を感じる参道・鳥居の先に広がる異空間

参道

八龍神社の参道は、短いながらも趣がある。両脇には、風雨にさらされ、文字がかすれて読めない石灯篭が並んでいる。足元は、落ち葉や土で覆われており、静寂に包まれている。

八龍神社 鳥居

鳥居をくぐると、空気が一変したように感じられた。それまで感じていた静けさとは違う、何か特別なエネルギーが満ち溢れている。

はな
はな

「八柱の龍神がいる」

はやし
はやし

同行した友人が、突然そう言った。彼は、以前から龍神に関する知識が豊富で、エネルギーを感じ取る力にも長けている。

はな
はな

「金龍一柱、銀龍一柱、白龍一柱、赤龍二柱、黒龍三柱の合計八柱です。ほんとにおるぞ。こりゃ凄いところじゃ。」

はやし
はやし

彼の言葉を聞いて、私も意識を集中してみると、確かに何かがいるような気がした。鳥居をくぐった瞬間から感じていた特別なエネルギーは、龍神たちの存在によるものなのだろうか。

鳥居の先には、さらに鳥居が続いている。それぞれの鳥居は、古く、苔むしており、長い年月を経てきたことがうかがえる。

拝殿に響く鳥のさえずり:静寂の中で感じる龍神の力

拝殿

鳥居をくぐり抜けた先に、八龍神社の拝殿が現れた。簡素な造りながらも、神聖な雰囲気を漂わせている。拝殿の前には、賽銭箱と鈴が置かれている。

あたりを見渡すと、他に参拝客は誰もいない。鳥の鳴き声が響き渡るばかりで、静寂に包まれている。

私たちは、賽銭箱にお賽銭を入れ、鈴を鳴らして、八龍神社の神々に深い敬意を表した。

はな
はな

「龍神様、この地に訪れることができた感謝を申し上げます。日々の生活の中で、迷いや不安を感じることが多いですが、どうか私たちに力をお与えください。」

心の中でそう祈ると、胸の奥から温かいものが込み上げてくるような感覚を覚えた。

これほど龍神の存在を濃厚に感じる神社は、今まで訪れたことがない。八体の龍神がいると言われているこの神社にいると、自然と心が安らぎ、力が湧いてくる。

龍神の霊力にあやかる:すべての人に開かれたパワースポット
八龍神社は、派手な装飾や華やかな雰囲気はない。しかし、その静寂な空間と、濃厚な龍神のエネルギーは、訪れる人々の心に深い感動を与える。

龍神の霊力にあやかりたい方、龍神がお好きな方には、ぜひ一度訪れてみてほしい。きっと、素晴らしい体験ができるはずだ。

八龍神社を訪れた後、私たちは心身ともにリフレッシュし、新たな気持ちで日々の生活を送ることができた。

はな
はな

八龍神社の詳細情報
神社名・ 八龍神社

所在地・ 茨城県神栖市賀1841

祭神: 大海渡神(おおわたとのかみ)

創建: 元禄元年(1688年)

はな
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アクセス

車:東関東自動車道 潮来ICから約20分

公共交通機関:JR鹿島線 鹿島神宮駅からタクシーで約20分

その他

駐車場・あり

御朱印・なし(近隣の息栖神社でいただける場合あり)

まとめ・息栖散歩で龍神のエネルギーをチャージ

今回の八龍神社への参拝は、東国三社参りの合間の、ちょっとした散歩のつもりだった。しかし、実際に訪れてみると、予想をはるかに超える、素晴らしい体験となった。

息栖神社の清々しい空気と、八龍神社の濃厚な龍神のエネルギー。この二つの神社を巡ることで、心身ともにリフレッシュし、新たな力を得ることができた。

常陸国には、まだまだ知られていない、魅力的な神社がたくさんある。これからも、様々な神社を訪れ、その土地の神々の息吹を感じながら、自分自身の心を豊かにしていきたい。

今回の旅で、私は改めて、日本の神社の奥深さと、自然の力強さを感じることができた。そして、これからも、日本の美しい風景と、そこに息づく神々を大切にしていきたいと思った。

八龍神社は、都会の喧騒から離れ、静かに自分と向き合いたい時、または、龍神のエネルギーを感じたい時に、ぜひ訪れてみてほしい場所だ。きっと、あなたの心に、何か特別なものが残るはずだ。

息栖散歩の最後に訪れた八龍神社は、今回の旅を締めくくるにふさわしい、神秘的な場所だった。

ABOUT ME
Shokey Hayashi
Shokey Hayashi
エクソシスト/ラジオニクス技法研究家
1965年、青森県に生まれ 幼少期から霊的な現象によるトラブルや病気、怪我に悩まされてきた。しかし、20歳のある日、イベント参加、会場で不思議体験、天からの稲妻エネルギーが降り注ぎ、脳から脊髄を貫くような衝撃を受け、霊能力が開花。その後、心理学と超能力の研究をスタート、現在は、霊能力と意識工学を融合させた。独自のラジオニクス技法をにて「ラジオニクス除霊」を確立。除霊、供養、癒しを超えた「運気の治療まで可能となる」
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