常陸国の神々⑱東国三社参り・鹿島散歩 / 大杉神社

側高神社から、茨城県に戻り大杉神社に向かいました。

車で30分ほどの距離です。

大杉神社

(茨城県稲敷市阿波958番地)

ご祭神

倭大物主櫛甕玉大神(やまとのおおものぬしくしみかたまのおおかみ)

【大杉神社 二の鳥居】

この一帯は、常陸風土記に安婆嶋(あんばさま)として登場します。

また古くから大杉神社にある巨大な杉が「あんばさま」と呼ばれ、人々の信仰の対象でした。鹿島神宮、香取神宮よりも古くから存在し、民衆の間では海河守護の神様として昔も今も変わらずに篤い信仰を集めています。

年間50万人の参拝客が訪れます。

 

厄除け・八方除け・星除けを中心として、夢むすび(恋愛成就・心願成就など)の祈願を行っています。

全国でもここでしかされていないご祈祷「夢結び」は、お祀りされている「ねがい天狗」「かなえ天狗」が大杉大明神に、願いを届けて夢を叶えてくれると言われています。

夢むすびには、最適な年まわりがあるそうです。

「あんばさま」の総本宮として名高い阿波の大杉神社は、日本で唯一の『夢むすび大明神』として古来多くの人々の願いと夢を叶えてまいりました。
当神社では、家内安全、厄除・八方除・星除、交通安全などの御祈祷はもとより、特別な願い事(受験や昇進、事業発展、創業など)や、良縁(数年後に結婚を考えている方など)を迎えたい方々には、『夢むすび祈祷』をお勧め致します。とくに縁談は急に考えてもなかなか良いご縁に恵まれるものではありません。最近では、10代~20代前半の頃からご本人あるいはご両親が『夢むすび』の三年参りや、毎年「正五九参り」される方が増えております

 

【神門】

「かなえ天狗」と「ねがい天狗」

今から800年ほど前、大杉神社では源義経と行動を共にしたこともある常陸坊海存(海尊)が社僧を務めていました。
海存の容貌は特徴的で巨体に紫髭、碧眼、鼻高でありました。海存は不思議な力を持っており、大杉大明神の御神徳によって、病を治し、多くの人々を救い、数々の奇跡を示しました 。 そのことにより「海存は大杉大明神の眷属で、天狗である」との信仰へと発展いたしました。
当初は海存の風貌から烏天狗を御属としておりましたが、後に陰陽一対として鼻高天狗、烏天狗の両天狗を御眷属とすることとなりました。

現在ではいかなる願いも叶えて下さったと伝えられる海存の奇跡に由来して、大杉神社を日本で唯一の「夢むすび大明神」と称し、鼻高天狗は「ねがい天狗」、烏天狗は「かない天狗」と呼ばれるようになりました。

 

【拝殿前の茅の輪】

【麒麟門】

麒麟門は2010年に再建されました。麒麟や龍、獅子などの彫刻を見ることができます。

火災などの災厄を封じるため、江戸時代に建てられた門です。江戸の鬼門の位置に建てられました。

災厄を封じるために建てられた門なので、常時閉門しています。

【社殿】

【悪縁切りの斎庭(ゆにわ)】

拝殿の左手前には悪縁切りの斎庭(ゆにわ)があります。

心の中で3回おまじないを唱えて、この斎庭で土器をたたき割ります。または自宅の玄関先で土器を叩き割り、そのかけらを袋に納めて、こちらの斎庭に撒きます。

縁切りのご利益があることで有名です。

割られた土器と厄除け桃】

 

大杉神社のトイレには、トイレの神様”雪隠神(せっちんがみ)”をお祀りしています。

境内同様に、大変華やかなつくりになっています。

【ご神木 三郎杉】

大杉神社は日光東照宮を彷彿とさせる、豪華絢爛で華やかな神社です。

神社にいながらにして観光地を訪れたような楽しい雰囲気があります。

 

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ワークショップ開催スケジュール

かねてよりワークショップ開催のご要望をいただいていたのですが、コロナの影響で延びに延び、やっと実現する運びとなりました。普段は除霊や開運調整を行っていますが、ワークショップでも簡易除霊を行います。そして自己を癒すワーク、その後願望実現ワークを行います。今は願いが叶う時代です。人々の意識が高まり。それが可能になりました。いくつになっても、夢は叶います。

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