常陸国の神々⑦御岩神社その2

神仏混淆(しんぶつこんこう)の姿を見せる御岩神社(おいわじんじゃ)

神道と仏教は違う宗教ですが、江戸時代まで2つの宗教は混じり合っていました。その姿が御岩神社で見られます。

(御岩神社のご参拝にあたって注意点が数点ありますので、2020年1月6日発行のメルマガをぜひご覧下さい。)

参道のあたりには凛として清々しい空気が流れており、近くには清流も流れています。

苔むした様子が日本庭園のように美しく、あたりも静まり返っています。

古い祠(ほこら)がたくさん見られます。

参道を進むと、楼門(大仁王門)が見えてきました。

神道とは

日本列島にもともと存在していた民族の自然崇拝が神道の源流です。

しかし自然崇拝は原始の姿を残しておらず、古代の祭祀場が残るほどの日本最古級の神社でも大和朝廷が編纂した「古事記・日本書紀」に出てくる神様がお祀りされています。

元来の神道は、岩や海、大木、大岩など様々なところに宿る、名前や姿などがない神様がいらっしゃって、人の力ではどうにもできない自然の脅威に対して神様にお祈りし、豊作などを祈願しました。

【御岩山(おいわさん)の三本杉】

樹齢600年ほどの大杉です。県指定天然記念物です。林野庁の「森の巨人たち百選」に選ばれています。

「森の巨人たち百選」は、次世代への財産として健全な形で残していくべき巨樹・巨木を中心とした森林生態系に着目し、林野庁が代表的な巨樹・巨木を選定したものです。

仏教とは

仏教はインドを起源に持つ宗教で、紀元前5世紀頃に実在したゴータマ・シッダールタが、悟りを開きました。

悟りを得た人のことをブッダ・仏と言います。

“悟りを得ること” “仏になること”を目的とするのが仏教の教えです。

仏教からは様々な宗派が生まれ、日本の仏教は大乗仏教(だいじょうぶっきょう)の一つです。

東南アジア等で信仰されているのは上座部(じょうざぶ)仏教と言われ、大乗仏教とは大きく異なります。

(大乗仏教では観音様、薬師如来など、さまざまな仏さまを信仰し、人々を救うことに重きを置くのに対し、上座部仏教ではお釈迦さまただ一人を信仰し、自分の修行に集中するという違いがあります。)

【斎神社(さいじんじゃ)】

御祭神は、天御中主神(あめのみなかぬしのかみ、高皇産霊神(たかむすびのかみ)、神皇産霊神(かみむすびのかみ)、八衢比古神(やちまたひこのかみ)、八衢比賣神(やちまたひめのかみ)。

大日如来像(鎌倉期)、阿弥陀如来像(室町期)の仏像も安置されています。この2つの仏像は、大日堂、常念仏堂のご本尊でした。

さきほどの楼門(大仁王門)とこの斎神社にまさに神仏混淆(しんぶつこんこう)の姿が現れています。

【ご神橋】

【御岩神社前の狛犬】

【御岩神社】

ご祭神は、国常立尊(くにとこたちのみこと)、大国主命(おおくにぬしのみこと)、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)、伊邪那美尊(いざなみのみこと)、他二十二柱。

神仏分離令

明治元年(1868年)、明治新政府は「王政復古」「祭政一致」の理想実現のため、神道国教化の方針を採用し、それまで広く行われてきた神仏混淆を禁止するため、神仏分離令を発しました。

日本という国を中央集権化して、西洋の文明に追いつくための施策の一つで、国家神道が確立します。

神社に奉仕していた僧侶には還俗(げんぞく)(※)を命じたほか、神道の神に仏具を供えることや、「御神体」を仏像とすることも禁じました。

(※)還俗(げんぞく):僧侶になった者が、戒律を堅持する僧侶であることを捨て、在俗者・俗人に戻る事。

御岩神社も神仏分離令により、御岩山大権現から御岩神社へと改称されました。

同時に仁王門や常念仏堂、百観音堂、大目堂などの寺院建築は破却されてしまいましたが、仁王門は平成3年に再建されています。

次に、御岩神社のご神体である、巨大な磐座、御岩山を登ります。

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