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八龍神社から香取神宮に向かいます。車で20分ほどの距離です。
香取神宮は東国三社の一社です。
香取神宮は千葉県香取市にあり、下總國(しもうさのくに)一之宮です。
下總國は千葉県北部と茨城県西部を領域とする旧国名で、北で常陸國(ひたちのくに)と接します。
香取神宮
(千葉県香取市香取1697-1)
ご祭神
経津主大神(ふつぬしのおおかみ)
<又の御名伊波比主命(いはひぬしのみこと)>
古くから国家鎮護の神として皇室からの御崇敬が最も篤く、特に『神宮』の御称号(明治以前には伊勢・香取・鹿島のみ)を以て奉祀されており、中世以降は下総国の一宮、明治以後の社格制では官幣大社に列し、昭和17年、勅祭社に治定され今日に至っています。
奈良の春日大社、宮城の鹽竈神社を始めとして、香取大神を御祭神とする神社は全国各地に及んでいて、広く尊崇をあつめています。
【参道】
幅の広い参道には石灯篭が立ち並び、日本庭園のような風情があり迫力があります
参道を進むと突き当りには、総門が見えてきます。朱塗りの美しい総門に目を奪われます。
【総門】
つづいて楼門があります。国の重要文化財に指定されており、香取神宮のシンボル的な存在になっています。
本殿同様元禄13年(1700年)の江戸幕府造営のものです。三間一戸で、様式的には純和様で構築され丹塗りが施されています。屋根は入母屋造銅板葺ですが、当初はとち葺でした。
楼門内安置の随身は俗に左大臣右大臣と呼ばれていますが、正面向かって右の老人像は「竹内宿祢」、左の壮年像は「藤原鎌足」と伝えられています。 また楼上の額は 「東郷平八郎」の筆によるものです。
【狛犬】
楼門をくぐると、威風堂々とした黒色の美しい拝殿が現れます。国登録有形文化財です。黒漆を基調とし、組物には極彩色が施され、豪華絢爛であり重厚感があります。
神道においては黒色は高位の色です。凶事の(縁起が悪い)色は鈍色(にぶいろ:薄墨色:灰色)です。
経津主大神の和御魂(にぎみたま)を祀っています。
【拝殿】
神聖な霊気が満ち溢れています。清らかな風が吹き、穢れを洗い流してくれています。非常に爽快な気持ちになります。
奥の本殿は5代将軍徳川綱吉によって造営されました。
さらに旧参道沿いに、奥宮があります。
この辺りに来ると空気ががらりと変わります。経津主大神の荒魂(あらみたま)をお祀りしています。
強烈な霊力を放っています。拝殿と奥宮の両方に参拝すると運気が好転することを確信できます。
ぜひご参拝下さい。