- 2019年11月27日
- 2019年12月10日
神々が守る火山島ー伊豆大島ー⑦為朝神社
琉球王国の薫り 為朝神社 大島の玄関港の一つである元町港。そこからほど近い場所に為朝神社【香殿(こうどの)神社】があります。 源為朝(みなもとのためとも)をお祀りしている神社です。 源為朝と言えば、源為義の八男であり、※1 鎮西八郎(ちんぜいはちろう)とも呼ばれ武弓の達人としてその名をとどろかせましたが、※2 保元の乱(ほうげんのらん)にて崇徳上皇方について敗れ捕らえられ、大島へと配流されました。 […]
琉球王国の薫り 為朝神社 大島の玄関港の一つである元町港。そこからほど近い場所に為朝神社【香殿(こうどの)神社】があります。 源為朝(みなもとのためとも)をお祀りしている神社です。 源為朝と言えば、源為義の八男であり、※1 鎮西八郎(ちんぜいはちろう)とも呼ばれ武弓の達人としてその名をとどろかせましたが、※2 保元の乱(ほうげんのらん)にて崇徳上皇方について敗れ捕らえられ、大島へと配流されました。 […]
大島のご先祖様の御霊を祀る、巨樹の森。 大宮神社 御祭神 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ) 阿治古命(あじこのみこと) 大宮神社は大島にはじめて人が住み始めた野増にあり、大島開拓の祖神とされています。三原山の山頂にある三原神社は大宮神社の境外社です。 旧社地が大島町阿治古(あじこ)であったため、延喜式『神名帳』には阿治古神社と記されています。 現在の社地は大島町野増字大宮です。 室町中期にな […]
龍神が住むお社・波布比咩命神社(はぶひめのみことじんじゃ) 波浮港(はぶみなと) 波浮港(はぶみなと)は大島南部にある港です。(波浮港は、大島の玄関口である元町港や岡田港からバスや車で30分ほどの場所にあります。) 大島の玄関港である元町港、岡田港とは一味違う静かで穏やかな雰囲気を醸しています。 波浮港は、明治、大正、昭和と多彩な文人や画家、貴人が訪れ、人々が行き交う活気あふれる場所でした。ノーベ […]
精霊が住む神秘の森~波治加麻神社(はじかまじんじゃ) 大島の旧郷社の三社のうちの一社 伊豆諸島の生成を伝える「三宅記」によると、伊豆諸島を造島しとたとされる三島大明神には五人のお后がありました。大島に置かれたお后は「波浮(はぶ)の大后」といい、波浮大明神の祭神「波浮比咩命(はぶひめのみこと)」とされています。 この波浮比咩命と三島大明神の間に生まれた王子が2人おり、長男の「太郎王子オオイ所」は野増 […]
マグマのパワースポット 三原山 大島と言えば、三原山。大島は島全体が活火山でその中心に三原山があります。 三原山は日本の活火山の中でも、玄武岩質マグマの活発なことで有名です。およそ35年に一度は比較的大きな噴火を行い、少しずつ姿を変化させています。 吹き上がる火柱や火映は古来から御神火様と呼ばれ、島民に崇められてきました。1986年の噴火以来静けさを保っています。すでに33年ほど経っています。 三 […]
伊豆諸島の神話『三宅記』 噴火造島神 2000年には三宅島の雄島が大噴火し、1986年には大島の三原山が大噴火し、共に全島民が島外へと非難しました。島に人が住むようになってから、何度も繰り返された光景です。 島民は昔から噴火によって、家屋や土地を失い、飢餓や病気が追い打ちをかけ、過酷な生活を強いられました。このように人智を超えた自然現象を目にし、古代人は畏敬し、見えない偉大な力の支配、神霊の存在を […]