伊勢国の神々ー⑤瀧原宮・多岐原神社

神が降り立つ鎮守の森

瀧原宮(たきはらのみや)

(三重県度会郡大紀町滝原872)

椿大神社から移動して、伊勢市駅から車で40分ほどの瀧原宮に向かいます。
瀧原宮は伊勢神宮内宮の※別宮であり、遥宮(とうのみや)として古くより崇敬されています。遥宮(とうのみや)とは、言葉通り遠いお宮であり、伊勢神宮からは離れた場所にあります。

皇大神宮別宮 瀧原宮・瀧原竝宮(たきはらならびのみや)

伊勢神宮は、内宮・外宮を含め14所の別宮、109所の摂社・末社・所管社を合わせて125の宮社の総称です。
これらの宮社は、広く伊勢・松阪・鳥羽・志摩の4市、渡会(わたらい)、多気の2郡に渡ってご鎮座しています。

14の別宮(わかれのみや、わけのみや)

神宮には、皇大神宮に荒祭宮(あらまつりのみや)、月読宮(つきよみのみや)、月読荒御魂宮(つきよみあらみたまのみや)、伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)、伊佐奈弥宮(いざなみのみや)、瀧原宮(たきはらのみや)、伊雑宮(いざわのみや)、風日祈宮(かぜひのみのみや)、倭姫宮(やまとひめのみや)の10所、豊受大神宮に多賀宮(たがのみや)、土宮(つちのみや)、月夜見宮(つきよみのみや)、風宮(かぜのみや)の4所、合わせて14所の別宮があります。
別宮とは、正宮(本宮)に対する別宮(わかれのみや、別け宮)であり、正宮につづく重要なお宮です。

お伊勢さん125社めぐりのうち、“滝原めぐり”とされている瀧原宮と多岐原神社をまず参拝致しました。

瀧原宮・ご由緒

瀧原宮、瀧原並宮のご鎮座の由緒は大変古く、『倭姫命世記(やまとひめのみことせいき)』によると約2000年前まで遡ります。第11代垂仁天皇(すいにんてんのう)の皇女倭姫命(やまとひめのみこと)が、御杖代(みつえしろ)として天照大御神を奉戴(ほうたい)して、ご鎮座の地を求めて、宮川下流の磯宮(いそのみや)をお発ちになり、上流の方にお進みになると、「大河の瀧原の国」という美しい土地があり、この地に二宇の宮殿を造立されたのが起源とされます

伊勢神宮からは離れたこの地には、とても穏やかな時間が流れていました。

神が天降る神聖な森

7世紀ごろには、社や神社という概念は、神聖な森を意味していました。
万葉集にも詠われています。
“哭沢(なきさわ)の神社(もり)に神酒(みわ)すゑこひ祈(の)めど、わが王(おおきみ)は高日知らしぬ”

詠み人:桧隈女王(ひのくまのおほきみ)

意味:泣澤(なきさわ)の神社に神酒を供えて皇子がこの世に止まられるように祈ったけれども、高市皇子は天に昇って高い天を治められるようになってしまった。

この哭沢(なきさわ)の神社(もり)と呼ばれた畝尾都多本神社(うねおつたもとじんじゃ)には神殿はなく、玉垣で囲んだ空井戸を御神体としていて古代の原始的な祭祀形態を残しています。

南伊勢地方の神社はもともと森を意味していました。今のように特別な建物はなく、自然そのものが信仰の対象でした。

瀧原宮はまさにその神聖な森そのものです。
宮域は44万㎡(東京ドーム10個分)と非常に広く、元伊勢、伊勢神宮の元宮とも言われています。
瀧原宮の横を流れる清流、宮川は古来より神聖な川として崇敬されていました。


社殿が設けられるよりはるか以前から、ここは神がご降臨される森として崇敬されていたのです。

瀧原宮には参拝する順番があります。
1.瀧原宮 2.瀧原竝宮(たきはらならびのみや) 3.若宮神社 4.長由介(ながゆけ)神社の順番で参拝します。

瀧原宮

ご祭神:天照大御神御魂(あまてらすおおかみのみたま)

【瀧原宮】

瀧原竝宮(たきはらのならびのみや)

ご祭神:天照大御神御魂(あまてらすおおかみのみたま)

【瀧原竝宮】

若宮神社(わかみやじんじゃ)

瀧原宮の東、石段を上がった場所に南面して建つ瀧原の宮の所管社です。古来、御祭神は詳らかではなく、天水分神(あめのみくまりのかみ)との伝説が残ります。

【若宮神社】

長由介神社(ながゆけじんじゃ)

御敷地の東端に西面して建つ所管社で、同じく所管社である川島神社が同座されています。両者ともきわめて古い由緒とされていますが、詳細は不明となっています。

【長由介神社】

奇跡の森

瀧原宮を訪れれば、ここが特別な森であることを一瞬で理解できます。
この世のものと思えないほど優しい清流の音に耳と心が癒され、全身を清めてくれる風に包まれて、疲れも穢れもすべてが彼方へと消えていきます。
昔から人の手が入らない状態で受け継がれてきた縄文の森。この神聖な森に出会えた奇跡に感謝の気持ちが湧きあがります。
この奇跡の森がこのままの状態で後世に受け継がれていくことを願って止みません。


【古澱地】
式年遷宮が20年に一度行われます。前回遷宮されるまでご鎮座されていた跡地。次回の遷宮で社殿が建設されます。

水の精霊が集う鎮守の森

多岐原(たきはら)神社

瀧原宮から約6キロメートル離れた地に鎮座する内宮の摂社。ご祭神の真奈胡神は宮川の急流に困られた倭姫命を助けたことからこの地にお祀りされています。

宮川の急流に困られたご一行を真奈胡神(まなごのかみ)がお出迎えをしてお渡ししたため、倭姫命はその場所に真奈胡神をまつる御瀬社(みせのやしろ)をお定めになりました。これが今の皇大神宮摂社多岐原(たきはら)神社です。
瀧原宮から道なりに約6km北方、大宮町三瀬川(みせがわ)の宮川のほとりに鎮座されています。そこには近年まで熊野街道の「三瀬の渡し」がありました。

瀧原の宮から山を少し上ったところに、小さな標識があります。集落の中にあります。
そこから徒歩で細い坂(赤い丸印方面)を下ると、多岐原神社がひっそりと佇んでいます。


ここにも瀧原の宮と同じ空気が流れています。
宮川のほとりに立つこの神社にも素晴らしい気が満ちています。水の精霊がいます。
瀧原宮を訪れる際には、多岐原神社も一緒に参拝することで、伊勢の大神のお力を頂くことができます。

ぜひ二社ともにご参拝ください。(瀧原宮、多岐原神社について詳しくはメルマガでご紹介します。)

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