運命は過去生によって決まる

自分の人生はいかにして決まるのでしょう。
「クリヤヨーガ:道を照らす光」から引用してご紹介します。

運命と悲運

運命と悲運とカルマには相関性がありますが、同じものではありません。

運命とは、どう努力しても起きてしまう出来事であり、過去生における行動の結果です。
ここにおいては、自分ができることはありませんが、どんな出来事が起ころうとも必ず終わりが来ることを知り、平静に対処するしかありません。
賢者は、運命が「執着を手放す機会であり、平静を保つ機会でもあり、自らの根底に存在する実在、意識、至福に気付く機会を与えてくれる」ことを知っています。

悲運とは、自分の習慣を変えたり克服する意思がないために起こります。
自分がつくった良いカルマと悪いカルマ、良い習慣と悪い習慣の差し引きの結果が悲運です。
良いカルマと悪いカルマの間に生じる作用があり、
他者に苦痛を与えたために生じる悪いカルマを、他者に喜びをもたらす思いやりのある行動によって和らげることができます。

運命の影響を和らげるためには、次のようなことを心がけます。
・予想外の事が起こったら、行動する前によく考えること、感情的に反応してしまわないこと。
・他者を喜ばせる機会がないか気を配ること。他者を傷つける思考、言葉、行為を避けること。

さらにヨーガでは、どんな状況でも支配することができる具体的な方法が述べられています。
詳しく知りたい方は、「クリヤーヨーガ:道を照らす光」、「パタンジャリとシッダのヨーガスートラ」をご覧ください。

参考文献:「クリヤーヨーガ:道を照らす光」、「パタンジャリとシッダのヨーガスートラ」

◎クリヤーヨーガ:道を照らす光
「なぜババジのクリヤー・ヨーガの実践は必要なのか。
待ち受ける試練やその解決法は。
鍵は真の自己の知識とエゴの明け渡しにある。
だが実行にはしばしば助けが必要だ。
行法の実践者、未経験者の区別なく、すべての人を後押しする洞察あふれる書。」

◎パタンジャリとシッダのヨーガスートラ
「本書は、パタンジャリのヨーガスートラの他に類を見ない解説書となっている。各節の解説に加え、南インドの聖典ティルマンティラム(ティルムーラル著)とヨーガスートラを比較し、多くの類似点を示し、さらにはババジ・ナーガラージ(パラマハンサ・ヨガナンダ著『あるヨギの自叙伝』で有名)が現代に復興したクリヤーヨーガの技法との関連も示している。クリヤーヨーガの技法の意義を教えてくれる、あるいは再確認させてくれる本書は、クリヤーヨーガ実践者には必携の書である」

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かねてよりワークショップ開催のご要望をいただいていたのですが、コロナの影響で延びに延び、やっと実現する運びとなりました。普段は除霊や開運調整を行っていますが、ワークショップでも簡易除霊を行います。そして自己を癒すワーク、その後願望実現ワークを行います。今は願いが叶う時代です。人々の意識が高まり。それが可能になりました。いくつになっても、夢は叶います。

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